概要
ePolicy Orchestrator 4.5 または 4.6 をインストールしたサーバで障害が発生し、別のサーバで再度同じ環境を構築する場合の、復旧手順を説明します。
注意:この情報は ePO やネットワークの管理者向けの情報です。このガイドラインに従い作業を行なった後の、障害については一切責任を負いません。
この情報は他のサーバに ePO データベースを移動する場合にもご利用になれます。新しいシステムに ePO を移行する場合は、コンピュータ名と IP アドレスを以前の設定と同じにする必要があります。
手順1:バックアップ
- Windows 管理ツールから、以下のサービスを停止した状態で操作を実施します。
McAfee ePolicy Orchestrator 4.5.0[4.6.0] アプリケーションサーバ
McAfee ePolicy Orchestrator 4.5.0[4.6.0] イベントパーサ
McAfee ePolicy Orchestrator 4.5.0[4.6.0] サーバ
- SQLのデータベースをバックアップします。
以下の手順を参考にしてください。
EP09091701 ePOデータベースをMicrosoft SQL
Server Management Studioでバックアップ/復元する手順について
- 以下のフォルダをバックアップします。
C:\Program Files\McAfee\ePolicy Orchestrator\SERVER\
C:\Program Files\McAfee\ePolicy Orchestrator\APACHE2\CONF
C:\Program Files\McAfee\ePolicy Orchestrator\DB\SOFTWARE\
C:\Program Files\McAfee\ePolicy Orchestrator\DB\KEYSTORE\
- 以下のサーバ情報を収集します。
新規サーバを構築する場合は下記の情報を同じにする必要があります。
- ePO サーバのホスト名、IP アドレス
- ePO グローバル管理者 (admin) のアカウント情報
- データベース認証情報 (Windows 認証、SQL 認証など)
- 各種通信ポート番号
※現在利用している各種通信ポート番号 については以下のePOコンソール、またはファイルにより確認が可能です。
- ePOコンソール - メニュー - 設定 - サーバの設定 - ポート メニュー
- エージェント/サーバ間の通信ポート(デフォルト:80)
- エージェント/サーバ間通信のセキュアポート(デフォルト:443)
- エージェント ウェークアップ通信ポート(デフォルト:8081)
- エージェント ブロードキャスト通信ポート(デフォルト:8082)
- センサ/サーバ認証通信ポート(デフォルト:8444)
- コンソール/アプリケーション サーバ間の通信ポート (デフォルト:8443)
- C:\Program Files\McAfee\ePolicy Orchestrator\DB\Server.iniファイル
- セキュリティ脅威情報に使用する通信ポート(AVERTAlertsPort)(デフォルト:8801)
- C:\Program Files\McAfee\ePolicy Orchestrator\Server\conf\orion\db.propertiesファイル
- SQLサーバ/ePOサーバ間の通信ポート(db.port)(デフォルト:1434)
手順2:サーバクラッシュ後のリストア方法 (復旧手順)
- SQL Server に ePO データベースが存在する場合、削除するかリネームします。
※ SQL Server の操作方法がわからない時、マイクロソフト社のサポートセンターにお問い合わせ下さい。
- 手順1-4で収集したサーバ名、IP アドレスのコンピュータに、ePO 4.5/4.6 のインストールを行ないます。
※ ePO 4.5/4.6 のインストールは、ePO 4.5/4.6 バックアップ時に使用していた同じインストールフォルダであることが必須です。
※ 以前の端末がインストール直後に接続を試みると、デフォルトのポリシーが配布される場合があります。
端末が ePO サーバーに接続できない状態でインストールを行ってください。
- インストール時に設定する以下の情報は、手順1-4で収集した情報を使用します。
- ePO グローバル管理者 (admin) のアカウント情報
- データベース認証情報 (Windows 認証、SQL 認証など)
- 各種通信ポート番号
- ePO 4.5/4.6 バックアップ時に適用していた Patch/Hotfix を適用します。
- コンソールから、ePO サーバにログインできることを確認したらコンソールを終了します。
- ePO 4.5/4.6 インストール完了後、以下のサービスを停止します。
- McAfee ePolicy Orchestrator 4.5.0[4.6.0] アプリケーションサーバ
- McAfee ePolicy Orchestrator 4.5.0[4.6.0] イベントパーサ
- McAfee ePolicy Orchestrator 4.5.0[4.6.0] サーバ
さらに、上記サービスのスタートアップの種類を一時的に無効にします。
- データベースを復元します。
以下の手順を参考にしてください。
EP09091701 ePOデータベースをMicrosoft SQL
Server Management Studioでバックアップ/復元する手順について
- 以下のバックアップしたフォルダを ePO 4.5/4.6 インストール直後のフォルダに上書きします。
- C:\Program Files\McAfee\ePolicy Orchestrator\SERVER\
- C:\Program Files\McAfee\ePolicy Orchestrator\APACHE2\CONF
- C:\Program Files\McAfee\ePolicy Orchestrator\DB\SOFTWARE\
- C:\Program Files\McAfee\ePolicy Orchestrator\DB\KEYSTORE\
- Windows 管理ツールから以下のスタートアップの種類を無効にしていたサービスの種類を自動に変更します。
- McAfee ePolicy Orchestrator 4.5.0[4.6.0] アプリケーションサーバ
- McAfee ePolicy Orchestrator 4.5.0[4.6.0] イベントパーサ
- McAfee ePolicy Orchestrator 4.5.0[4.6.0] サーバ
- 以下のフォルダ以下にある拡張ファイルのリストとデータベース内の OrionExtensions テーブル内のデータが一致するか確認します。
C:\Program
Files\Mcafee\ePolicy Orchestrator\server\extensions\installed
データベース内の情報は、以下のクエリを実行してください。
Select * from
OrionExtensions
※ 拡張ファイルの情報が一致しないと、サービスの起動時に不要なテーブルが削除されます。必要な拡張ファイルが足りない場合、サービス再起動後、再度拡張ファイルをインストールし、データを復元してください。
- McAfee ePolicy Orchestrator 4.5.0[4.6.0] アプリケーション サーバ を開始します。
- コマンドプロンプト画面を開き、ePO 4.5/4.6 のインストールディレクトリへ移動します。
ePO 4.5/4.6 のデフォルトインストールパスは以下になります。
C:\Program
Files\McAfee\ePolicy Orchestrator\
- ePO 4.5/4.6 のインストールディレクトリで、以下のコマンドを実行します。
Rundll32.exe
ahsetup.dll RunDllGenCerts <eposervername> <console HTTPS port>
<admin username> <password>
<"installdir\Apache2\conf\ssl.crt">
<eposervername>
:EPOサーバのNetbios名です。
<console
HTTPS port>:EPOコンソールで利用するポート番号です。 (初期値は 8443 です。)
<admin
username> :EPOの管理者ユーザ名です。 (初期値は admin です)
<password>
:EPOコンソールにログインする管理者パスワードです。
<installdir\Apache2\conf\ssl.crt>:apacheフォルダのインストールパスです。(初期値は"C:\Program
Files\McAfee\ePolicy Orchestrator\APACHE2\CONF\SSL.CRT"です。)
例: Rundll32.exe ahsetup.dll RunDllGenCerts eposervername 8443 admin
password "C:\Program Files\McAfee\ePolicy Orchestrator\Apache2\conf\ssl.crt"
- 以下の2つのサービスを起動します。
- McAfee ePolicy Orchestrator 4.5.0[4.6.0] イベントパーサ
- McAfee ePolicy Orchestrator 4.5.0[4.6.0] サーバ
以上で復元作業は完了です。
掲載日 2009/12/03
更新日 2012/07/25