【環境】
McAfee ePolicy Orchestrator 4.6
McAfee ePolicy Orchestrator 4.5
Microsoft SQL Server 2005
Microsoft SQL Server 2008
概要:
SQL Management Studioを利用したePolicy Orchestrator(ePO)
4.xデータベースの推奨メンテナンスプランについて記載します。
重要:
以下に示すメンテナンスプランは、データベースのパフォーマンス改善、及びデータベースのバックアップに関する手順となる為、データベース管理者及びePO管理者を対象とした情報を記載します。また、以下手順による操作の結果生じた損害について、当社は一切の責任を負いません。お客様の責任において実施下さい。
対策:
[背景]
SQL ServerはWrite Ahead
Loggingのコンセプト(レコード更新処理を行う前にトランザクションログを出力する)に従って処理を行うことにより、障害発生時、データベースを障害発生直前の完全な状態に復旧することが可能です。
[バックアップ]
■Full Recovery Model(完全復旧モデル)
当モデルでは、完全なバックアップの取得後、差分の更新データをトランザクションログとして保存します。復旧作業においては、完全なバックアップを復旧し、続いてトランザクションログの情報を反映することにより完全なデータの復旧が可能です。但し、定期的にトランザクションログがバックアップされていない場合、DISKを圧迫する可能性がある為、定期的なバックアップとDISK容量の確認が必要になります。
■Simple Recovery Model(単純復旧モデル)
当モデルでは、完全なバックアップを取得後、以降の更新データ(トランザクションログ)の保存を行いません。これにより、復旧作業においては、前回取得した完全なバックアップまでのデータ復旧は可能ですが、以降の更新データは復旧できません。完全なデータの復旧が必須ではない場合、単純復旧モデルの設定を推奨します。
[バックアップ設定手順]
設定SQL Management Studioにおいて、対象DBのプロパティを開き、オプションの復旧モデルを「単純」に変更します。

[データベースの圧縮]
データベースの圧縮は、以下のような点によりデータベースのパフォーマンス低下に繋がる為、可能な限り圧縮しないことを推奨します。
- インデックスの論理的な断片化
- I/Oオペレーション負荷の増加
[メンテナンスタスクの作成]
- SQL Server Management
Studioを起動します。
- 「管理」を開き、「メンテナンスプラン」を右クリックし、「メンテナンスプランウィザード」を選択します。

- メンテナンスプランの名前(例;ePO Database Maintenance Plans)を設定します。
- 「変更」を押下し、タスク実行スケジュールを指定して「次へ」を押下します。
- 以下のオプションを選択して「次へ」を押下します。
- データベースの整合性確認
- インデックスの再構築
- データベースのバックアップ(完全)

- インデックス再構築の前にバックアップの取得を推奨している為、データベースのバックアップ(完全)を指定し、「上へ移動」を押下して以下の順番に変更します。
- データベースの整合性確認
- データベースのバックアップ(完全)
- インデックスの再構築

- データベースの整合性確認タスクの定義
- ePOデータベース(ePO4_ホスト名)を指定します。
- 「インデックスを含める」を選択します。
- 「次へ」を押下します。


- データベースのバックアップ(完全)タスクの定義
- ePOデータベース(ePO4_ホスト名)を指定します。
- 「次へ」を押下します。

- インデックスの再構築タスクの定義
- ePOデータベース(ePO4_ホスト名)を指定します。
- オブジェクトに「テーブルとビュー」を選択します。
- 「ページごとの空き容量の比率を変更する」を選択し、「10」%を入力します。
- 「次へ」を押下します。

- レポートオプションの選択
- 任意の出力先を設定し、「次へ」、「完了」を押下します。
大規模なデータベースにおいては、メンテナンスタスクの実行が長時間に渡る可能性があります。タスク実行時は、完了までの業務への影響をご確認頂きながらご利用頂くことをお勧めします。
掲載日 2012/06/20