問題
Vulnerability Manager スキャンによりターゲットまたはサービスがクラッシュ、ハングアップ、または応答を停止する。
原因
Vulnerability Manager スキャンによりターゲットまたはサービスがクラッシュ、ハングアップ、または応答を停止する最も多い原因は、Vulnerability Manager から送信されるデータに対して特定のサービスなどが想定しておらず、ターゲット側にうまく処理ができないことです。
例えば、デフォルトでは Vulnerability Manager は HTTP および HTTPS のサービスフィンガープリントを使用します。各ポートで何が実行されているかを検出しようとするときに、検出されている開いたすべての TCP ポートに通常の HTTP リクエストが送信されます。
一部のサービスは HTTP リクエストなど予想されないデータを処理できるほど堅牢でないため、処理に失敗するかもしれません。これは、ターゲット上のソフトウェアの脆弱性を示し、多くの場合ターゲットで実行中の古いまたはパッチ未適用のソフトウェアによって引き起こされます。
なお、この他にターゲット側のマシン性能やソフトウェアのインストール環境において意図せぬ動作を引き起こす恐れがある為、Vulnerability Manager スキャンは十分に事前のテストを行ってください。また、稼働中のシステムへの影響を出来る限り避けるため、メンテナンス時間を設けてスキャンを実施してください。
解決策
この問題を解決するには。
- ターゲットのイベント ログを参照し、問題が発生しているソフトウェアまたはサービスを特定します。
- 問題のあるソフトウェアにパッチを適用するか、または更新します。
- 最新のベンダー提供ファイルでシステムが修復されるまで、クラッシュまたはフリーズするターゲットを一時的にスキャンから除外します。
掲載日 2012/08/23
更新日 2012/11/19