IDT (Intel Diagnostic Tool) v3.1以降によるハードウェア診断手順
製品 Web Gateway Version 7.x
問題番号 WG13071001
【対象製品】

Intelプラットフォームベースの下記McAfee hardware appliance製品

McAfee Email Gateway Appliance
McAfee Web Gateway Appliance
McAfee Email and Web Security Appliance
※一部のモデルにおいては事前にBIOSの設定変更が必要となります。詳細は本Q&A末尾の注意事項をご参照ください。

【詳細】

本Q&AではIDT Installerを使用したツールの作成手順および実行手順を記載致します。
ハードウェア障害が発生している可能性がある場合には、IDT(Intel Diagnostic Tool) で診断を行い、以下の情報を、弊社テクニカルサポートへお問い合わせください。

  • Test Result Summary」にてFailになっている項目(可能であればデジカメ等で画面ショットを取得してください。)
  • IDT USB Memory Stickに保存したdataフォルダ内のファイル

診断の実施には下記が必要となります。

  • IDT USB Memory Stick/CD
    実際の診断を行う為のプログラムが含まれたUSB メモリもしくはCD-ROMです。
    作成方法は本Q&Aの「IDT USB Memory Stickの作成/IDT CDの作成」を参照してください。

・事前に準備するもの

  • USB Memory Stick (512MB以上)、またはブランクディスク(CD-R) → 1個 (or枚)
  • クロスケーブル → 搭載しているネットワークポート × 0.5 本

■IDT(Intel Diagnostic Tool)について

  • IDTはUSB Stick 版とCD版が提供されています。
  • ツールによる診断結果およびSytem Event Log(SEL)を保存出来る為、USB Stick版の使用を推奨します。
  • CD版は、セキュリティポリシー等にてUSBメモリを使用出来ない場合にご利用ください。

■IDT USB Memory Stickの作成

  1. 製品ダウンロードページにログインします。
  2. 「IDT Intel Diagnostic Tool ZIP」をダウンロードします。
    ※ファイル名は随時変更される場合がありますのでご了承ください。
  3. ダウンロードしたZIPファイルを解凍し、作成されたフォルダ配下(dataフォルダ存在する階層)のデータをUSBメモリへコピーします。

■IDT CDの作成

  1. 製品ダウンロードページにログインします。
  2. 「IDT Intel Diagnostic Tool ISO」をダウンロードします。
    ※ファイル名は随時変更される場合がありますのでご了承ください。
  3. ダウンロードしたISOファイルをライティングソフトでCD-Rに焼きます。

■診断前のアプライアンスの準備

  • ネットワークに接続されていないことを確認してください。
  • 本手順ではComprehensive Testを実施するので、診断したいポートと別のポートをクロスケーブルで相互に接続してください。
    例) LAN1とLAN2をクロスケーブルで接続してください。
  • モニターとキーボードをアプライアンスに直接接続してください。(KVMスイッチは使用しないでください。)
  • すべてのUSB機器およびCDメディアをアプライアンスから取り外してください。

■IDTの実施

 ハードウェア診断では、以下の3種類のログを取得します。

  • System Event Log (SEL)  Report
  • SysInfo Report
  • Platform Confidence Test (PCT) の 結果
    ※上記のファイルはIDT USB Memory Stickのdataフォルダに保存されます。IDT CDをご利用の場合には保存できません。
    なお、画面に表示されるファイル名と異なる場合がありますのでdataフォルダをそのままお送りください。
  1. 作成したIDT USB Memory Stick/CDをセットし、アプライアンスの電源を入れます。
  2. 起動時のメニューにて「F6」を押下し、Boot Menuを表示させます。
    ※「F6」キーを押すと、「Entering Boot Selection Menu...」と表示されます。その後、RAID Controller BIOSの表示等を経過し、Boot Menuが表示されますのでしばらくお待ちください。
  3. Boot Menuから「Internal EFI Shell」を選択します。
    ※一部の機器ではF6(Boot Menu)がありません。その場合には「F2」キーを押下し、矢印「→」キーにて「Boot Manager」へ移動し、「EFI Shell」を選択してください。
    ※CDドライブやUSBメモリは選択しないでください。
    ※ツールの起動までのカウントダウンが自動的に始まりますので、何もキーを押さず、IDTメニューが表示されるまでお待ちください。
  4. 診断ツールが起動し、以下のIDTメニューが表示されますので、「 all 」 と入力し、「Enter」キーを押下します。
  5. All-In-One TestのIntroductionが表示されるので、「 q 」以外のキーを押下します。
  6. SEL Reportの実行画面が表示されるので、「 q 」以外のキーを押下します。
  7. SEL Viewerが起動します。

    ※IDT CDを使用している場合は結果を保存することが出来ませんので表示されているLogをメモもしくは写真で記録しておいてください。
  8. 起動後FileSave As」を選択し、「Enter」キーを押下します。
  9. 「File Name」に「report.sel」と入力し、「Enter」キーを押下します。
    ※ファイル名は必ず「report.sel」としてください。その他のファイル名で保存してもUSB Stickにはコピーされませんのでご注意ください。
    ※一度「report.sel」を保存したことがある場合には再度実行する前に「/efi/Urbanna/SEL/report.sel」を削除してください。

    なお、保存されるファイル名は「sel_report.utf」となります。
  10. 保存が完了すると画面が戻りますので、「FileExit」を選択し、「Enter」キーを押下します。
  11. 下記のメッセージが表示されますので、「 q 」以外のキーを押下し、report.selをUSB Stickへ保存します。
     
  12. 保存が完了すると、SysInfo Reportの実行画面が表示されるので、「 q 」以外のキーを押下します。

    ※下記の機器はsysinfo (SysInfo Report) の取得機能に対応しておりませんので、「sysinfo」を実行した場合、[There is no SysInfo utilty for this platform]と警告が表示されます。その場合は「 q 」 を押下し、sysinfo (SysInfo Report)を終了させて、次の診断へお進みください。

    【対象機器】
    EWS-3000-B
    EWS-3100-B
    EMG-4000-B
    WBG-4000-B

  13. 下記内容を確認し、「 y 」 を入力し、「Enter」キーを押下します。
  14. ログファイルが作成され、USB Stickにファイルが保存されますので、「 q 」 以外のキーを押下します。

    ※IDT CDを使用している場合はログを保存することが出来ません。
  15. PCT Testの実行画面が表示されるので、「 q 」 以外のキーを押下します。
  16. 下記の画面が表示されるので、内容をご確認頂き、「 q 」 以外のキーを押下します。
    ※「 q 」 を押下すると診断ツールが終了しますのでご注意ください。
  17. Platform Confidence Test Options 」画面が表示されるので、「 Comprehensive Test (Default) 」 を選択し、、「Enter」キーを押下します。
  18. PCT Testによるシステム構成の確認が実施されます。構成確認が完了するまでしばらくお待ちください。
    ※構成確認には数十分かかります。
  19. システム構成確認の完了後、以下のようなメッセージが表示されます。「Enter」キーを複数回押下します。結果が数ページに分かれて表示されます。
  20. 最終ページが表示されると、以下のメッセージが表示されるので「Enter」キーを押下してハードウェア診断を開始します。

    ※診断には数十分かかりますので完了までお待ちください。
  21. 診断が完了すると、以下のような 「Test Result Summary」 が表示されます。
  22. 画面にエラー表示がないか確認し、「Enter」キーを押下します。結果が1ページに表示しきれない場合は、複数ページにわたって表示されますので複数回キーを押下します。
    ※IDT CDを使用している場合は結果を保存することが出来ませんので結果をメモもしくは写真で記録しておいてください。
  23. Platform Confidence Test Options 」画面に戻るので「EXIT」を選択して、「Enter」キーを押下します。
  24. 以下のメッセージが表示されるので、「Enter」キーを押下します。
  25. 下記メッセージが表示されますので、「q」以外のキーを押下し、Result.logをUSB Stickへ保存します。
  26. 保存が完了すると、下記画面が表示されますので、「 q 」 以外のキーを押下します。

以上でハードウェア診断は完了です。
診断終了後、下記の手順にてアプライアンスを再起動してください。

■診断後のアプライアンスの停止および起動

すべてのテストを完了したら、アプライアンスの電源を落とし、電源ケーブルを外して最低3分間お待ちください。
PCTは多くのオンボードデバイスの状態を変更します。このため、電源リセットでこれらのコンポーネントを正しく初期化する必要があります。
本体のリセットだけでなく、この指示に必ず従ってください。

  1. IDT USB Memory Stick/CDを外します。
  2. ネットワークポートに接続しているクロスケーブルを外します。
  3. アプライアンスの電源ボタンを押下して、電源を切ります。
  4. 電源ケーブルを抜きます。
    ※この手順は必ず行ってください。
  5. 電源ケーブルを抜いてから最低3分間待ちます。
  6. 電源ケーブルを接続します。
  7. アプライアンスをネットワークに再接続します。
  8. アプライアンスの電源ボタンを押下して起動します。

■保存されたログファイルの送付

USB Memory Stickに保存されたdataフォルダ内のファイルをzipに圧縮して、弊社テクニカルサポートへお送りください。

以上ですべての手順は完了です。

■注意事項

※下記の機器をご利用のお客様は、診断を実施する場合には事前に以下の手順にてBIOSの設定変更が必要です。

【対象機器】

EWS-3000-B
EWS-3100-B
EMG-4000-B
WBG-4000-B

【BIOS設定手順】

  1. BIOSの起動中にF2キーを押下します。
  2. Set Up画面にて「Advanced」→「SATA Controller Configuration」→「Configure SATA as」を「IDE」に変更します。
    ※Defaultは「AHCI」
  3. Exit」→「Save Changes and Exit」にて変更内容を反映します。

※なお、こちらの設定は診断実行後に必ずDefaultの「AHCI」に戻してください。

掲載日 2013/07/10
更新日 2014/01/17

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