VSE のDAT のアップデート中に、差分ファイルのダウンロードの代わりにフル ZIP ファイルをダウンロードする
製品 VirusScan Enterprise / McAfee AntiSpyware Enterprise Version 8.7i, 8.8
OS Windows 問題番号 VE12060501
問題の詳細

この文書では、VirusScan Enterprise (VSE) が GEM 形式の差分アップデートファイルの代わりに、ZIP 形式のフル DAT ファイルをダウンロードする理由を説明します。

フル DAT パッケージ ZIP ファイルのダウンロードは、差分アップデートが失敗したときに実施されます。
しかし、差分アップデートが頻繁に失敗して、サイズが大きいフルDAT パッケージのためにネットワーク帯域を使用することは懸念点です。

原因

下記のそれぞれが、VSE が意図せず差分ファイルの代わりにフル ZIP ファイルをウンロードしてしまう原因となります。

LicenseInformation データの消失

パッチもしくは製品のアップデート中、もしくは、修復オプションを使用する場合でも、設定を保存するインストールロジックが時折 LicenseInformation データを消失させる場合があります。
この情報のデフォルトの場所は、下記のレジストリにあります。

[HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\McAfee\DesktopProtection]

McShield サービスが、新しい DAT ファイルをロードしない

これは、排他制御 (mutex) の問題としても言及されます。
 McShield.exe プロセスは実行していますが、更新された DAT シグネチャをロードせず、かわりにメモリ上にある DAT ファイルを参照し続けます。

AVDatVersion レジストリ値は下記のキーにあります。

[HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\McAfee\AVEngine]

AVDatVersion は メモリ内の DAT シグネチャバージョン示します。 多くのID 5000 のアプリケーションイベントログのMcLogEvent ソースは、同じ情報をレポートします。
しかしながら、McAfee Agent 最新のアップデートが成功したと記録します。しかし、DAT更新の成功 (新しいシグネチャファイルがディスク上にインストールされて、使用可能な状態) にもかかわらず、新しいファイルはまだメモリにロードされていません。

ディスクの空き容量不足

DAT シグネチャ ファイルサイズは、この12カ月の間に急速に増加しています。もしコンピュータのディスク空き容量が1GB より少ない場合、DAT アップデートは失敗する可能性があります。

解決策1

LicenseInformation データの消失している場合

McAfee Virtual Technician (MVT) を使用して、この問題の確認と補正を行ってください。
MVT は以下のURLから使用可能です。

http://mvt.mcafee.com

この問題は、VSE 8.8 Patch 2で修正される予定です。

解決策2

McShield サービスが、新しい DAT ファイルをロードしない場合

弊社ではクライアントシステムがこの状態にある時に、McShield Serviceを自動的に再起動するよう、アップデートスクリプトの検出ロジックの修正を計画しています
それまで、下記の防止策か回避策のうちの一つを実施してください。

防止策

VSE 8.8 − VSE 8.8 Patch 2 で解決されます。
VSE 8.7i − VSE 8.7i Patch 4 / Patch 5向けの Hotfix 638179 を適用します。この Hotfix は Q&A 文書:スキャナの以上終了時にメモリリークの可能性; からダウンロード可能です。
この Hotfix はこの問題の頻度を大幅に軽減させます。

解決策3

ディスクの空き容量不足の場合

弊社では、最小システム要件についてのステートメントをリリースしました。
VSE DATアップデートでのシステム要件の増加についてを参照してください。
すべてのサポート環境については、下記のFAQ文書を参照してください。
サポート環境 - VirusScan Enterpriseがサポートしている環境

回避策

McShield サービスが、新しい DAT ファイルをロードしない場合

コンピュータを再起動するか、McShield サービスを再起動します。

NOTE: この手順は、問題の発生そのものを防ぐものではありません。予防策としては、上記「解決策」の1〜3を実施してください。

McShield の再起動手順

  1. 「McAfee サービスの停止を防止」を無効にします。
    1. [スタート] – [すべてのプログラム] – [McAfee] – [VirusScan コンソール]メニューをクリックします。
    2. [アクセス保護] タスクをダブルクリックし、[McAfee サービスの停止を防止] チェックボックスをオフにします。
    3. [OK] ボタンをクリックし、VirusScanコンソールを終了します。
  2. McShield のサービスを再起動します。
    1. [スタート] – [ファイル名を指定して実行] をクリックし、「services.msc」と入力し、[OK]ボタンをクリックします。
    2. 「McAfee McShield」サービスを右クリックし、[再起動]メニューをクリックします。
  3. 「McAfee サービスの停止を防止」を有効にします。
    1. [スタート] – [すべてのプログラム] – [McAfee] – [VirusScan コンソール]メニューをクリックします。
    2. [アクセス保護] タスクをダブルクリックし、[McAfee サービスの停止を防止] チェックボックスをオンにします。
    3. [OK] ボタンをクリックし、VirusScanコンソールを終了します。

掲載日 2012/06/05
更新日 2012/06/28

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