環境
すべてのサポートされるオペレーティング システムの詳細については、VE09040101 を参照してください。
概要
この記事では、McAfee VirusScan Enterprise(VSE)を使用したファイル およびフォルダーの除外の作成について説明しています。VSE のバージョンにより、除外設定 オプションへのアクセス手順が 少々異なります。
注意:
- この記事で説明されているファイルおよびフォルダーの除外は、 怪しいプログラム(PUP)には適用されません。怪しいプログラム(PUP)の除外は、 特定の検出名に対してのみ設定できます。
- コンピューターが ePolicy Orchestrator(ePO)によって管理されている場合、ePO を介して 以下の手順を実行する必要があります。ePO により 管理されたコンピューター上でローカルに手順を実行すると、変更が 上書きされます。
解決策 1
VirusScan Enterprise 8.5i 以降の場合:
- [スタート]、[プログラム]、 [マカフィー]、[VirusScan コンソール]の順にクリックします。
- [オンアクセス スキャナー]を右クリックして、 [プロパティ]を選択します。
- [すべてのプロセス]、[検出]、 [除外対象...]の順にクリックします。
除外を設定すると、VirusScan Enterprise バージョン 8.0 以降で 使用される 2 つのワイルドカードの除外記号が出現します。
- 1 つのアスタリスク: *
- 2 つのアスタリスク: **
以下のセクションでは、これらのワイルドカードを 正確に使用する方法を説明します。
注意: 除外では大文字と小文字は区別されません。ただし、除外に 環境変数を使用する場合、これらを小文字で入力することを お勧めします。
解決策 2
1 つのアスタリスク
解決策 3
2 つのアスタリスク
- ディレクトリの除外
2 つのアスタリスク ** を 使用すると、複数階層の 除外という広範囲のフォルダー除外を実行できます。これは、共通フォルダーのサブフォルダー に複数回生成される可能性がある同じ名前の対象フォルダーを 除外するものです。
例: 以下のように thumbs というサムネイル ディレクトリ が、フォト アプリケーションのフォルダー構造の いずれかの階層における 1 つ以上のサブフォルダーに存在する場合があります。
c:\program files\photo-program\library\animals\thumbs\
c:\program files\photo-program\library\clothes\tshirts\thumbs\
c:\program files\photo-program\library\clothes\trousers\thumbs\
c:\program files\photo-program\library\clothes\trousers\green\thumbs\
以下の例では、2 つの アスタリスクを使用して、フォト アプリケーションの library フォルダー以下の thumbs という名前のすべての フォルダーの内容を除外 します。
c:\program files\photo-program\library\**\thumbs\
注意: 末尾に バックスラッシュを指定し、VSE で thumbs がファイル ではなくフォルダーとして処理されるようにしてください。
拡張子
- 拡張子の除外
[ファイル タイプで項目を除外]を使用して、単一の アプリケーションにより独自に作成されて使用されるものなど、 特定の拡張子を持つすべてのファイルを 除外することをお勧めします。これにより、必要なファイル タイプのみが除外され、システムのパフォーマンスに 与える影響を最小限にできます。
ファイル拡張子の除外の設定に おける一般的なエラーとして、ファイルおよびフォルダーの除外と同じ方法で 拡張子を除外する、というものがあります。たとえば、アプリケーション が SRTT および SRTS の拡張子を持つファイルにデータを書き込む場合、一見、以下の除外を作成するのが論理的と 思われます。
**\*.SRTT(すべてのディレクトリまたはサブディレクトリで SRTT 拡張子を 持つすべてのファイルを除外する場合)
**\*.SRTS(すべてのディレクトリまたはサブディレクトリで SRTS 拡張子を持つすべてのファイルを 除外する場合)
これらの除外は正常に動作しますが、 パフォーマンスに悪影響を与える場合があります。それぞれ範囲が大きい除外が複数存在すると、管理も困難になります。 次の例の、SRT のみの新しい除外を追加する方法が はるかに効率的です。
**\*.SRT (すべてのディレクトリまたはサブディレクトリで SRT で 始まる拡張子を持つすべてのファイルを除外する場合)
重要:
- 除外されるファイル拡張子は 3 文字に制限されます。
- 3 文字の拡張子の制限は、除外する 拡張子を入力した際に自動的に適用されます。
- SRT で始まる拡張子を持つファイルは、3 文字の拡張子の制限に かかわらずすべて除外されます。この例では、.SRTT および .SRTS が これに該当します。
解決策 4
クエスチョン マーク
クエスチョン マーク(?)はファイル名およびフォルダー内の単一文字の 置き換えに使用されます。このワイルドカード文字により、 除外で微調整を行うことができます。
- ディレクトリの除外
親フォルダーの内容を除外せずに、連続した 一連の名前のサブフォルダーを除外する 必要がある場合があります。
例:
C:\program files\application\cache\tmp1\
C:\program files\application\cache\tmp2\
C:\program files\application\cache\tmp3\
C:\program files\application\cache\tmp4\
この除外を行うための最善の方法 は、以下の除外を作成することです。
c:\program files\application\cache\tmp?\
これにより、cache フォルダー以下の tmp? に一致するすべての フォルダー(この例では、tmp1、tmp2、 tmp3 および tmp4) が除外されます。
- ファイル拡張子の除外
任意の 3 文字にワイルドカードを使用できます。 以下のものが有効です。
AB?
A?C
?BC
以下に示すように 2 つの ? を使用できますが、除外の範囲が広くなりすぎる ため、推奨 されません。
A??
??C
?B?
関連情報
KB61000 − VSE の除外とハードウェア パス(物理 アドレスと論理アドレス))
掲載日 2012/07/19