VirusScan Enterprise 8.x におけるファイルおよび フォルダーの除外の管理方法
製品 VirusScan Enterprise / McAfee AntiSpyware Enterprise Version 8.x
OS サポート対象OS全て 問題番号 VE12071901
環境

すべてのサポートされるオペレーティング システムの詳細については、VE09040101 を参照してください。

概要

この記事では、McAfee VirusScan Enterprise(VSE)を使用したファイル およびフォルダーの除外の作成について説明しています。VSE のバージョンにより、除外設定 オプションへのアクセス手順が 少々異なります。

注意:
  • この記事で説明されているファイルおよびフォルダーの除外は、 怪しいプログラム(PUP)には適用されません。怪しいプログラム(PUP)の除外は、 特定の検出名に対してのみ設定できます。
  • コンピューターが ePolicy Orchestrator(ePO)によって管理されている場合、ePO を介して 以下の手順を実行する必要があります。ePO により 管理されたコンピューター上でローカルに手順を実行すると、変更が 上書きされます。
解決策 1

VirusScan Enterprise 8.5i 以降の場合:

  1. [スタート]、[プログラム]、 [マカフィー]、[VirusScan コンソール]の順にクリックします。
  2. [オンアクセス スキャナー]を右クリックして、 [プロパティ]を選択します。
  3. [すべてのプロセス]、[検出]、 [除外対象...]の順にクリックします。

除外を設定すると、VirusScan Enterprise バージョン 8.0 以降で 使用される 2 つのワイルドカードの除外記号が出現します。

  • 1 つのアスタリスク: *
  • 2 つのアスタリスク: **

以下のセクションでは、これらのワイルドカードを 正確に使用する方法を説明します。

注意: 除外では大文字と小文字は区別されません。ただし、除外に 環境変数を使用する場合、これらを小文字で入力することを お勧めします。

解決策 2

1 つのアスタリスク

  • ディレクトリの除外
    1 つのアスタリスク * のワイルドカードは、単一の ディレクトリ名を示すのに使用できます。

    たとえば、除外: c:\directory1\*\directory2\ では、以下のフォルダーが すべて 除外されます。

    c:\directory1\shandy\directory2\
    c:\directory1\roger\directory2\
    c:\directory1\tiger\directory2\
    c:\directory1\thomas\directory2\


    注意:
    • 末尾のバックスラッシュは、正常にフォルダーの 除外を行うために必要です。
    • 末尾にバックスラッシュを付けない場合、VirusScan Enterprise および ePolicy Orchestrator は、ファイルの除外としてエントリを処理します。
    • バックスラッシュを使用しない場合、VirusScan Enterprise 8.8 および ePolicy Orchestrator 4.6 で[サブフォルダーも対象]オプション が灰色表示されたまま となります。
      それ以前のバージョンでは、 バックスラッシュを使用しない場合でもこのオプションを選択することができます。
  • ファイルの除外
    1 つのアスタリスク * の ワイルドカードは、以下の例のように、一部のファイル名に一致するものまたは 拡張子をワイルドカードとして一致するものを示すのに使用できます。

    c:\windows\abc*.rtf
    c:\windows\abc.*

    ファイル名の照合には、 末尾にバックスラッシュを使用しないでください。使用した場合、VirusScan で誤った 項目が除外されます。この重要点を確認するため、 以下の 2 つの例を検証してください。

    c:\windows\abc
    c:\windows\abc\

    最初の 除外はファイル名として処理され、2 番目の除外はディレクトリとして 処理されます。

解決策 3

2 つのアスタリスク

  • ディレクトリの除外
    2 つのアスタリスク ** を 使用すると、複数階層の 除外という広範囲のフォルダー除外を実行できます。これは、共通フォルダーのサブフォルダー に複数回生成される可能性がある同じ名前の対象フォルダーを 除外するものです。

    例: 以下のように thumbs というサムネイル ディレクトリ が、フォト アプリケーションのフォルダー構造の いずれかの階層における 1 つ以上のサブフォルダーに存在する場合があります。

    c:\program files\photo-program\library\animals\thumbs\
    c:\program files\photo-program\library\clothes\tshirts\thumbs\
    c:\program files\photo-program\library\clothes\trousers\thumbs\
    c:\program files\photo-program\library\clothes\trousers\green\thumbs\

    以下の例では、2 つの アスタリスクを使用して、フォト アプリケーションの library フォルダー以下の thumbs という名前のすべての フォルダーの内容を除外 します。

    c:\program files\photo-program\library\**\thumbs\

    注意: 末尾に バックスラッシュを指定し、VSE で thumbs がファイル ではなくフォルダーとして処理されるようにしてください。
拡張子
  • 拡張子の除外
    [ファイル タイプで項目を除外]を使用して、単一の アプリケーションにより独自に作成されて使用されるものなど、 特定の拡張子を持つすべてのファイルを 除外することをお勧めします。これにより、必要なファイル タイプのみが除外され、システムのパフォーマンスに 与える影響を最小限にできます。

    ファイル拡張子の除外の設定に おける一般的なエラーとして、ファイルおよびフォルダーの除外と同じ方法で 拡張子を除外する、というものがあります。たとえば、アプリケーション が SRTT および SRTS の拡張子を持つファイルにデータを書き込む場合、一見、以下の除外を作成するのが論理的と 思われます。

    **\*.SRTT(すべてのディレクトリまたはサブディレクトリで SRTT 拡張子を 持つすべてのファイルを除外する場合)
    **\*.SRTS(すべてのディレクトリまたはサブディレクトリで SRTS 拡張子を持つすべてのファイルを 除外する場合)


    これらの除外は正常に動作しますが、 パフォーマンスに悪影響を与える場合があります。それぞれ範囲が大きい除外が複数存在すると、管理も困難になります。 次の例の、SRT のみの新しい除外を追加する方法が はるかに効率的です。

    **\*.SRT (すべてのディレクトリまたはサブディレクトリで SRT で 始まる拡張子を持つすべてのファイルを除外する場合)

    重要:
    • 除外されるファイル拡張子は 3 文字に制限されます。
    • 3 文字の拡張子の制限は、除外する 拡張子を入力した際に自動的に適用されます。
    • SRT で始まる拡張子を持つファイルは、3 文字の拡張子の制限に かかわらずすべて除外されます。この例では、.SRTT および .SRTS が これに該当します。
解決策 4

クエスチョン マーク

クエスチョン マーク(?)はファイル名およびフォルダー内の単一文字の 置き換えに使用されます。このワイルドカード文字により、 除外で微調整を行うことができます。

  • ディレクトリの除外

    親フォルダーの内容を除外せずに、連続した 一連の名前のサブフォルダーを除外する 必要がある場合があります。

    例:

    C:\program files\application\cache\tmp1\
    C:\program files\application\cache\tmp2\
    C:\program files\application\cache\tmp3\
    C:\program files\application\cache\tmp4\


    この除外を行うための最善の方法 は、以下の除外を作成することです。

    c:\program files\application\cache\tmp?\


    これにより、cache フォルダー以下の tmp? に一致するすべての フォルダー(この例では、tmp1tmp2tmp3 および tmp4) が除外されます。
  • ファイル拡張子の除外
    任意の 3 文字にワイルドカードを使用できます。 以下のものが有効です。

    AB?
    A?C
    ?BC

    以下に示すように 2 つの ? を使用できますが、除外の範囲が広くなりすぎる ため、推奨 されません。

    A??
    ??C
    ?B?
関連情報

KB61000 − VSE の除外とハードウェア パス(物理 アドレスと論理アドレス))

掲載日 2012/07/19

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