明示的プロキシモードにおける保留メール多発による遅延について
製品 WebShield Appliance 3000 シリーズ Version 3.0
OS - 問題番号 SH06030801

明示的プロキシモードにおいて、以下のような場合に保留メールが多発し、メールの遅延が発生する可能性がございます。

シナリオ1:
大量のSpamメールのNDR処理により再送処理を行うリトライヤの数が枯渇 してしまう場合がございます。

SpamメールなどのNDR処理が発生した場合、Webshieldは辺送先を探しますが、Sapmメールの大半は送信元を偽装している為、返送先が存在しません。
返送先が存在しない場合、300秒のタイムアウトまで転送を試みます。
この動作がリトライヤの余分な動作となってしまい、Spamメールが多発した場合に、リトライヤが枯渇し新たな再送処理が出来なくなってしまう場合がございます。
この為すぐに配信されるべきメールさえも、利用可能なリトライヤが無いために保留した状態となる場合がございます。

V3.0におけるメール配送に関しての詳細は、下記をご参照ください。

問題番号 SH05071501 WebShieldのメール配送について


シナリオ2:
シナリオ1とも関連致しますが、WebShieldの再送間隔(デフォルト1800秒)を減らした場合、上記のようなNDR配送にリトライヤが更に頻繁に動作するようになり、余計にリトライヤの数を枯渇させ、遅延メールを更に増加させる原因となってしまう可能性がございます。

上記の保留多発を回避すべき設定:
  1. 遅延メールの再送間隔はデフォルトの1800秒から減らさないようにする。
    →リトライヤを再送処理に充てずに、Store&Forward処理を優先させるようにする。
  2. リトライヤの数を増やす。
    →枯渇させないよう最大値を増やしておく為。
    最大100(要ServicePack1)まで設定可能ですが、システム負荷が高くなる可能性もございますので、最大でも40程度に設定して頂けます様、お願い申し上げます。
    ※推奨値は最大40となります。

    設定箇所は、GUIの「設定」→「SMTP」→「リトライヤ[詳細設定]」 →「リトライヤ」にて設定して頂けます様、お願い申し上げます。
    デフォルトではリトライヤの数は「6」となっております。
  3. SMTPタイムアウト値を減らす。
    →接続に失敗しているメールはすぐにタイムアウトで処理を終わらせる為。
    但し、これは他のSMTPコネクションにも影響がございますので、ご注意ください。
    ※推奨値は60以上300以下となります。

    設定箇所は、GUIの「ポリシー」→「SMTP」→「詳細ポリシー」→「接続」
    →「外(内)部から」→「タイムアウト」→「アプライアンスからサーバへの接続タイムアウト」→「接続時」の値を変更して頂けます様、お願い申し上げます。

関連Q&A
※メールの保留及び遅延に関しては、下記Q&Aのご参考にして頂けます様、お願い申し上げます。

問題番号 WA05110701 MXレコードを参照してメールを配送する場合に遅延が発生する
問題番号 SH05110701 MXレコードを参照してメールを配送する場合に遅延が発生する

上記設定変更にて事象が改善しない場合は、弊社テクニカルサポートまでお問い合わせください。

掲載日 2006/03/08

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