[ vol.63 ] April 24, 2008
マカフィー社、大手調査会社による「エンドポイント保護プラットフォーム(EPP)のマジック・クアドラント:2007年」レポート(*1)で「リーダー・クアドラント」に位置付けられる
今月号では、テクノロジー分野の調査会社として高い信頼を確立しているガートナー社によるクライアント・セキュリティに関する最近の調査で、 当社がリーダー・クアドラントに位置付けられましたので、その概略をご紹介させていただきます。
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マカフィー社、EPPレポートにおいて「リーダー・クアドラント」に位置付けられる

ウイルス対策、スパイウェア対策、パーソナル・ファイアウォール、ホストベースの不正侵入対策(HIPS)といったポイント製品は、 一元化された高い拡張性の管理フレームワークをもつEPP(エンドポイント対策プラットフォーム)スイートに急速に移行しつつあります。

ガートナー社(Gartner, Inc.)が2007年12月21日に発表した、 エンドポイント対策市場でソリューションを提供しているベンダー各社を検証の対象にした「エンドポイント保護プラットフォームのマジック・クアドラント」レポートで、 マカフィーが「リーダー・クアドラント」に位置付けられました。その内容についてご紹介します。

図1. エンドポイント保護プラットフォームのマジック・クアドラント:2007年

図1. エンドポイント保護プラットフォームのマジック・クアドラント:2007年

出典:ガートナー(2007年12月)

EPPのメリットと市場の概況

従来のウイルス対策やスパイウェア対策、およびパーソナル・ファイアウォールのポイント製品市場は、 関連セキュリティ・テクノロジの多様なEPPスイートの前で影が薄くなってきています。EPPスイートで利用されている基本的なコンポーネント・テクノロジは、 ウイルス対策、スパイウェア対策、HIPSおよびパーソナル・ファイアウォールです。先進的なEPPスイートは、 ネットワーク・アクセス・コントロール(NAC)や、DLPおよびHDD暗号化などのデータ・プロテクションテクノロジを含みます。

EPPにより相互に関連する複数のテクノロジが単一の管理フレームワークに統合されるため、セキュリティが強化されるとともに、 複雑さ、コスト、および管理費の低減が実現できます。EPP市場は、 従来のアンチウイルス・ベンダー大手3社(マカフィー、シマンテック、およびトレンドマイクロ)の支配が強く、市場シェアの約85%を占めています。 しかし、動きの速い多くのベンダーが革新的なEPPソリューションの提供を開始しています。2005年、この分野の収益合計は22億ドル超でしたが、 ガートナーは、EPP市場の規模は2010年までに36億ドル近くまで成長すると予測しています。

EPPベンダーの選定条件

「マジック・クアドラント」に取り上げられるEPPベンダーの基準は、製品としてマルウェア(ウイルス、スパイウェア、ルートキット、 トロイの木馬、およびワーム)の検出とクリーニング、パーソナル・ファイアウォール、およびホスト型不正侵入防止機能をPC向けに提供していることです。 ベンダーは上記の製品について、集中的な管理、コンフィギュレーション、および報告機能を備え、 地理的に分散した5,000以上のエンドポイントを有する企業をサポートする必要があります。 また、エンタープライズ製品をサポートするグローバル・サービスおよびサポート組織をもつこともベンダーの条件となります。

この基準に照らして新たに2007年にマジック・クアドラントに加わったベンダーは、BigFix、Bit9、Check Point Software Technologies、eEye Digital Security、IBM、Kaspersky Lab、LANDesk、Microsoft、 およびWebroot Softwareなどです。

「マジック・クアドラント」の評価基準

「マジック・クアドラント」は、個々の市場領域で活動しているベンダー各社の相対的な位置関係を明らかにすることで、 その市場の現在の状態をスナップショットとして視覚的に表現したものです。「マジック・クアドラント」では、 「ビジョンの完全性」と「実行能力」の高さに応じてベンダー各社を評価、特定期間の市場がグラフで表されます。

「マジック・クアドランド」の「ビジョンの完全性」と「実行能力」の評価基準は表1、表2の各項目ですが、 ベンダーを評価する際にガートナーが用いた「実行能力」の重要な基準は、「総合的な存続力」および「市場対応力と実績」です。 「ビジョンの完全性」の基準のうち最も重要なのは、「市場に対する認識」と「提供する製品/サービス戦略」でした。 ガートナーによれば、「リーダー・クアドラント」の市場におけるポジションは、「現在優れた業績を挙げており、将来性も非常に高く、 市場の将来の方向性を決定付けるに足る優れた才能、能力、リソースを有していることを示します」というものです。

表1. 実行能力の評価基準
評価基準重要度
製品/サービス評価対象外
総合的な存続力(事業部門、財務、戦略、組織)
販売/価格設定標準
市場対応力と実績
マーケティング標準
顧客対応標準
運営標準

表2. ビジョンの完全性の評価基準
評価基準重要度
地域戦略
革新性
業種別戦略評価対象外
ビジネスモデル評価対象外
製品/サービス戦略
販売戦略
マーケティング戦略評価対象外
市場に対する認識標準
出典:ガートナー

ガートナー マジック・クアドラントに関する免責条項

本マジック・クアドラントは、2007年12月21日よりガートナーが著作権を有しており、その許諾を得て再掲したものです。 マジック・クアドラントは、特定の時点や期間における、特定の市場を図式的に表現したものです。 これは、ガートナーの採用した定義に基づいて、当該市場向けの基準に特定のベンダーを当てはめた場合の評価をガートナーが分析したものです。 ガートナーは、マジック・クアドラント内に掲載された特定のベンダー、製品またはサービスを推奨するものではありません。 また「リーダー」クアドラント内に位置付けられたベンダーのみを選択するようテクノロジの利用者に助言するものではありません。 マジック・クアドラントの用途はリサーチ・ツールに限定されており、特定の行為に導く意図を有しておりません。 ガートナーは、明示または黙示を問わず、本リサーチの商品性や特定目的への適合性を含め、一切の保証を行うものではありません。

本マジッククアドラントは、ガートナーが発行したリサーチノートの一部であり、評価するにはレポート全体をご覧いただく必要があります。 ガートナーのレポートはリクエストによりマカフィー社からご提供することが可能です。

(*1)…出典:ガートナー「エンドポイント保護プラットフォームのマジック・クアドラント:2007年」P.Firstbook,2007年12月21日,GJ08185

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