そこで市内のIT関係の企業にも協力してもらい、ウイルス対策各社の製品の比較検討に入りました。そして最終的にはManaged Total Protectionを選んだわけですが、しかし選定にはずいぶん悩みました。というのも4社から提案をいただいたのですが、Managed Total Protectionを提案してきたのは鹿児島事務機さんだけで、あとの3社は一律で別の製品による対策を提案してきたからです。正直言って、知名度の点では、Managed Total Protectionでない方の製品が上でしたが、知名度といった曖昧なことだけで市のウイルス対策を決定するのも宜しくないので、各会社にプレゼンテーションをしていただくなどして、慎重に検定しました。
-- 最終的にManaged Total Protectionをお選びいただいたポイントはどのようなものでしょうか。
まずManaged Total Protectionの場合、インストールが簡単ということで、また一度インストールしてしまえばあとは全自動で何もしなくてもよいと聞き、そうであるならば名瀬市のように出先機関がたくさん散在しているシステム環境に向いていると思いました。価格の点では、他の提案と比べて遜色ないといったところでしたが、Managed Total Protectionの場合、インストールが簡単ということで、そういうことであれば、体育館や公民館などの出先機関に勤めている、コンピュータ習熟度は必ずしも高くない職員の皆様でも独力でインストールできることが予測されます。この場合、直接費用以外の「見えざる人的コスト」についても削減できるわけです。この点にも良い印象を持ちました。
これ以外に鹿児島事務機さんのプレゼン内容から得た印象の裏づけを取るために、マカフィーさんの導入事例集に出ていたある自治体に飛び込みで電話をかけて、「インストールしやすいとプレゼンを受けているが本当か」、「今度XPのバージョンを上げようとしているのだが副作用が起きたりはしないか」といったことなど疑問点につきヒアリングしました。すると「インストールはしやすい」「副作用は特にない」との回答を得ることができ、まずはプレゼンの裏も取れたので、Managed Total Protectionの導入を本決定し、現在にいたっております。
しかしながらここ奄美大島の暮らしというのは、冒頭で泉係長が行っていたとおりの物ですから、やはりウイルス定義ファイルの更新ですとか管理ですとかいった細かい話、しかも細かいわりに市の業務とは直接に関係ない話については、これを真面目に徹底せよと職員に呼びかけても、やはり島の暮らしには馴染まないとというか、少々無理がある。現実的でないわけです。だからManaged Total Protectionのような全自動のオンライン対策は、奄美大島に合っていると思います。これからもManaged Total Protectionをより改善してください。