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導入事例

群馬県医師会
■業種:医療■導入製品:WebShield e500 Appliance■導入台数:-

今回は群馬県前橋市の社団法人群馬県医師会の先進事例をご紹介します。
庶務課の遠間さまにお話をうかがいました。




群馬県といえば草津温泉が有名ですが、こちらには群馬県医師会立の沢渡温泉病院というリハビリテーションに特化した病院があります。沢渡の湯は、古来草津温泉の「なおし湯」と呼ばれてきた名湯なので、これを活用すれば、患者さんにとっても、温泉でくつろぎながらリラックスしたリハビリテーションが行えるのではないかと考え、この病院を昭和37年に設立いたしました。

ところでこちらの病院はそのようなアナログなくつろぎもさることながら、実は内部の情報化・システム化についても群馬県屈指の先進度を誇っております。この例からお伝えしたいのは、今、群馬県医師会では、より良い地域医療を目指してアナログと先進情報技術の両面を拡充しつつある最中であるということです。



日本医師会の内部委員会である日本医師会情報化検討委員会は、平成9年3月に、医師会総合情報ネットワークという構想を打ち出しました。この構想の主な目的は3つあって、ひとつは、医療政策立案と都道府県医師会に対する情報システム、ふたつめは、地域医療活動の計画・管理・運営を支援する情報システムづくり、三つ目は、会員に必要な情報を提供していく情報システムづくりです。

これにより、日医、県医、郡市および医師会員が相互に連携・役割分担をとりながら円滑かつ効果的に機能するネットワークの構築を目指しました。この構想にあわせて、群馬県医師会でも平成11年にいくつかの活動を行いました。まずインターネット用独自サーバの立ち上げ、そして医師会員へのインターネット接続サービス、メールアドレス発行、ホームページなどによる医療情報発信と交換、情報の共有化などを進めてきました。



もうひとつ、医師会相互の連絡を取るためのメーリングリストも開始しました。これは前橋なら前橋、高崎なら高崎の医師同士が、地域医療や、医療制度について活発かつ効率的に電子議論を行うためのインフラとして提供するために開始したものです。現在の群馬県内の各医師会はざっと以下の通りです。このうちのいくつかの医師会でメーリングリスト情報化をはじめました。

前橋市医師会    高崎市医師会    桐生市医師会    伊勢崎佐波医師会    太田市医師会    勢多郡医師会    群馬郡医師会    渋川地区医師会    藤岡多野医師会    富岡市甘楽郡医師会    碓氷安中医師会    沼田利根医師会    館林市邑楽郡医師会   群馬大学医師会   


ところが平成13年の11月になって、メールを開いただけで感染するBadTransというウイルスが、メーリングリストに入り込んでしまいました。メーリングリスト自体は、会員の皆様、すなわち医師の皆様だけが使っていたものなので、外部や一般にウイルスを出すケースは少なかったのですが、それでも相当数の医師のPCがウイルスに感染してしまいました。

このときは、医師のみなさまより、対処をしてほしいという要望を多く受けましたが、実に悩ましいところでした。というのも、たとえばこれが一企業のワンフロアにすべてのPCが格納されている状態であれば、意を決して感染PCすべてを駆除して回ることも可能ですが、医師会員のみなさまは群馬県全域に分散点在しているわけであり、さすがに一軒一軒まわるわけにもいきません。この時には、メールやFAXなどで対処方法や駆除ワクチンを通知し、結局各人で対処していただくことになりました。

さて、こうした事態があったので、メーリングリスト・サーバにゲートウエイ対策を施すことに決定しました。さっき述べたような経験を経て、やはりこれは、医師会員各自のクライアント対策よりも、ゲートウエイで一括してメール対策を行うほうが効果的であろうと考えたのです。



さまざまなゲートウエイ対策製品の中からe500を選んだ理由は、ライセンス体系が、当医師会の要望するものと合致していたこと、医師会の中のシステムに詳しい医師の比較検討の結果、推薦があったこと、あとはハードウエア、OS、対策ソフトが一体になっているということで、総合コストが、ソフトウエア型製品に比べて安価であったこと、の3点です。

なおBadTransの騒動があった時点で2002年度の予算はすでに決定しておりましたが、ウイルス対策はきわめて緊急性の高い事項であったため、医師会員の皆様におねがいして、「緊急分担金」を集めて、e500購入の原資といたしました。

導入後は、KlezやBadTransなどのメール型ウイルスを順調に捕らえております。設定および運用を開始してからも特にトラブルもなく稼動しており、ほぼ手放しで動きっぱなしの状況で運用できており、導入した価値があったと考えております。



今後は、病院と診療所の間の情報システムなどを拡充していきたいと考えております。ここでの「病院」、「診療所」は、数多くの患者さんが入院できるのが病院で、そうでないのが診療所ぐらいにお考えいただければけっこうです。つまり診療所だけでは治療しきれない患者さんを病院に紹介する。あるいは病院での治療はひととおり終わった患者さんを診療所に紹介するといった流れであり、これにITシステムを導入できないかと考えております。

この場合、患者さんの情報の行き来が発生するので、セキュリティには十分に気をつけなければならず、最上の方法は何かと現在、模索中です。


社団法人群馬県医師会の紹介

社団法人群馬県医師会は、昭和22年11月1日に認可設立され、群馬県内の郡市医師会の会員をもって構成される。本会は、医道の高揚、医学技術の研究発達普及、及び公衆衛生の向上を図り、以て社会福祉を増進することを目的とする。

取材日:2002年12月