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導入事例

白十字株式会社
■業種:医療,福祉・介護・葬祭■導入製品:VirusScan NetShield ePolicy Orchestrator■導入台数:450台

今回は白十字株式会社の先進事例をご紹介いたします。情報システム部の平野さまにお話をうかがいました。


当社は1896年(明治29年)に創業者 天田鄰八が脱脂綿工場を設立したことが始まりです。以後、包帯を中心とした医療機関向けの衛生材の会社として社会に貢献してまいりました。

昭和30年代には世界でもはじめて大人向け紙おむつを開発し、現在は包帯のほか、来るべき高齢化社会を見据えた介護用品シルバー用品などを開発・販売しております。



ウイルス対策を本格的にはじめたのは2000年頃で、その頃は店頭の対策ソフトをPC台数分だけ買い集めてインストールするという体制でした。その頃、オートアップデートはありましたが、当時は定義ファイルの更新はFDを使って行っておりました。ところが当時はまだ差分更新がなかったので、ある時期から定義ファイルがFDに入りきらなくなってしまいました。箱売りソフトの寄せ集めに限界を感じ始めたのはその頃からです。



しかしある日マーケティング部のワード・ファイルがウイルスに感染してしまい、しかも間の悪いことに、それが「緊急.doc」のようなファイル名で、各営業所に一斉送信されてしまいました。「緊急」という言葉につられて皆ファイルを開けてしまい、結果として全国各地の営業所など会社全体でウイルスが蔓延してしまいました。あの時は、駆除が大変で、本当にたまらない思いをしました。

ウイルス対策ソフトは一応インストールしてあったにも関わらずなぜそんなことになったのか、もうお察しがついたかと思いますが、理由はウイルス定義ファイルを更新していなかったことです。そこで事の次第を文書にまとめて上層部に提示したところ、理解を得ることができましたので、続いてワクチン主要三社の営業さんにコンタクトして、製品の比較検討に移りました。

そして結局のところネットワークアソシエイツ(マカフィー)さんのePO + VirusScan ThinClientという組み合わせに決定しました。選定の決め手となったのはePOというよりも、むしろメモリ消費量が少ない、軽いというのが利点であるThinClientの方でした。当社のマシンのスペックは、当時、66-133ヘルツといった、正直なところ非力なマシンが多く、「ウイルス対策ソフト入れちゃうと重くて仕事にならないよ」との苦情を度々受けておりました。ですので、やはり軽いソフトに越したことはなかったからです。

現在は、ePOを使って以下の拠点の中のクライアント約450台のウイルススキャンおよびサーバ約10台のネットシールドのウイルス定義ファイルやエンジンの更新を管理しています。

管理対象:
- 群馬工場 1拠点
- 白十字物流 1拠点
- 白十字販売 11拠点
- 白十字 24拠点
計 36拠点

拠点というのは、ネットワークトポロジーというよりは、物理的な「場所」と思っていただければ結構です。やはり管理対象トポロジーと物理的場所は同一にしておいた方が何かと考えを進めやすいのです。この手の統合管理においては、最初に計画とポリシーをきちんと策定しておくのが成功のコツだとネットワークアソシエイツ(マカフィー)の営業さんに言われたので、定義ファイルのアップデートスケジュールを最初に明確に表で作りました。そうやって計画立ててやってみると、意外にすんなり上手くいきましたね。さしたるトラブルに見舞われることもありませんでした。

また事前に導入一日研修を受けたのも正解でした。もちろんマニュアルと首っ引きになれば自力で対処できなくもありませんでしたが、やはり正直マニュアルは読みたくなかったですしね。さて、そうして現在運用しておりますが、ウイルスはそれなりにやって来ます。月に20〜30はやってきますね。多いのはやはりKlezです。Loveletterもたまに来ます。Larouxも消えないですね。

- Larouxは97年に出現した最初のExcelマクロウイルスなのですが、未だに消えません。ほとんど最長不倒ウイルスといった状況です。ところで現在は、ウイルス発見時の対処はどのようになさっておりますか。

対応マニュアルは一応作ってあります。またウイルス発見時の検出メッセージもカスタマイズして、情報システム部への連絡を促がすような仕組みにはしております。



先にも延べた通り、当社は一度、社内でのウイルス蔓延で痛い目を見た経験があります。社内だけならまだ良いようなものを、もし社外にでも放出してしまったら大変です。当社は包帯などの衛生材を病院に収めております。包帯を納めるとなると、営業マンが会うのは、主に看護婦長さんとなるわけですね。そんな方にもしウイルスを渡しでもしたら、また当社が渡したウイルスが原因で、その婦長さんが院内ネットワークにウイルスを感染させてしまうことになりでもしたら。。。 考えただけでも恐ろしいですね。コンピュータウイルスとはいえ、やはりウイルスはウイルス。当社のような衛生材の会社のネットワークの中にそんなものはあってはならないのです。

- 現在、ゲートウエイへの対策は行っておられますか。

これについてはメールウイルスがつき20〜30もやってくるという状況を考えると、必要であり、あった方が良いとは思うのですが、現在は、予算の都合により実現に到っておりません。ですので、クライアント・ウイルス対策製品の管理がいよいよ重要になってくるのです。今後も充実した製品とサービスを提供してください。期待しております。

-- 今日は貴重なお話をありがとうざいました。

弊社は1896年(明治29年)、現在の本社所在地に初代社長 天田鄰八が脱脂綿工場を創業、1927年(昭和2年)5月株式会社純正舎と改組し、1965年(昭和40年)4月社名を白十字株式会社と変更致しました。

衛生材料(脱脂綿・ガーゼ・包帯)で業界屈指の歴史を持ち、大人用紙おむつ及び紙製品類でも30有余年の実績を有する事は白十字の誇りです。永年に亘って築きあげた基礎の上に立ち、紙おむつなど紙製品類の開発と量産化を進め、業界のパイオニアとしてその市場を確立してまいりました。

2025年にピークを迎える超高齢社会に向け、企業側の論理(プロダクトアウト)ではなく、顧客の論理(マーケットイン)に即した品質管理・ローコスト化を図り、新たな時代への変化の中で、医療介護の環境変化を見据え企業ドメインである「トータルヘルスケア」を多面的に据えなおすことを通じ、次世代に向けた基盤強化を推進してまいりました。

今後も医療と介護をマクロの流れで把握し、更に地域社会との融和を積極的に進めながら、大きな飛躍への第一歩を踏み出し、総合衛生材料メーカーとして広く皆様のお役に立ちたいと念願しております。

取材日:2003年3月