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導入事例

「VirusScan ASaP」と「Managed VirusScan」は、「Managed Total Protection」の旧製品名称になります。

池上通信機株式会社
■業種:精密機械■導入製品:ePO e500 ■導入台数:-
映像機器メーカーのパイオニアとして、放送業界を始め、幅広い分野に映像関連機器を提供している池上通信機では、1997 年より本社、事業所、工場の全PC でMcAfee 製品を利用していたが、このほど、マカフィー株式会社のゲートウェイ・ソリューション「WebShield e500 Appliance (e500 )」を導入し、メールによるウイルス対策強化を行った。

さらに同社では、ウイルス対策ソフトの一元管理を徹底し、運用の手間を削減するため、ePolicy Orchestrator (ePO )の全社展開を目指している。


池上通信機では、1997 年より本社、事業所、工場の全PC でMcAfee 製品を利用している。当初はクライアントPC とファイルサーバでのウイルス対策を確実に実施するため、マカフィー のVirusScan 、NetShield を導入していた。

McAfee 製品でのウイルス対策については、これまで特に問題があるというわけではなかったが、各事業所の社員/管理者の負荷という観点から言えば、@定期的にウイルス定義ファイル(DAT )とスキャンエンジンを各PC で更新しなければならないAもし、仮にウイルスが当社に侵入した場合は、各PC 端末での個別対処となることから、ユーザも業務が止まり、管理者もこの個別対応に追われる、という2 つの課題を抱えていた。

特に、後者の問題は重要で、添付ファイルのウイルス等を各事業所のPC 端末に来る前に何とか駆除できないのか、と各所より要望されており、その対応を検討していた。そこで、池上通信機全体の情報系構築を担当する同社情報企画室では、約90 %のウイルスは外部のメール経由で侵入してくる現状を考慮して、マカフィー のゲートウェイ・ソリューション「WebShield e500Appliance (e500 )」の導入を決定。ウイルス対策の強化を図ったのである。

情報企画室長の飯沼氏は「e500 を導入すればゲートウェイ上でほとんどのウイルスを駆除してれます。従って、社員や各事業所の管理者は、ウイルスが当社に侵入しようとした事を知ることなく主業務に専念できます。また、外部から侵入するウイルスだけでなく、仮に社内のPC 端末がウイルス感染した場合でも、外部に送信されるメールはe500 で検出できるというメリットもあります。

もし、池上通信機からウイルスを送信してしまっては、それこそ企業としての信用に関わる大問題です。取引先企業を当社から送信したメールで感染させないように、e500のような装置を入れることは、今後の企業の有り方として必要不可欠な対策ではないでしょうか。」と強調する。


複数のゲートウェイ・ソリューションが存在する中で、e500 を選択した理由について飯沼氏は、「Appliance であることが最大の理由です。Appliance は、OS 、ハードウェア、ソフトウェアが一体となっているため、最適なチューニングを当社で行う必要がなく、導入後の障害切り分けなどのメンテナンスの手間も他のソリューションと比較して大幅に省力化できます」と説明する。また、1 時間に12 万件を超えるメールをスキャンできるe500 の高いパフォーマンスをはじめ、管理面、充実したコンテンツフィルタリング機能も他社製品に比べ優れていることを評価する。


こうしてゲートウェイ・ソリューションに、e500 を導入した池上通信機。だが、e500 で外部からのウイルス侵入がなくなったとしても、感染源が社内にある場合(家庭でウイルスに汚染されたデータをFDD等のメディアで社内に持ちこむ等)、この被害拡散を防ぐためには、各PC やファイルサーバによる個別のウイルス対策が必要になるという課題は残っている。

情報企画室では、社員にクライアントでのウイルス定義ファイル(DAT )/スキャンエンジンを最新のものにするため更新を定期的に実施するよう指導しているが、その作業が各事業所の管理者や個人の手間になることから、必ずしも確実に実施されるわけではない。せっかく全PCにMcAfee 製品が導入されていても更新が行われていないPC 端末があれば、社内ネットを通じてウイルス感染を増殖させる危険性は0 ではない。

この点について、池上通信機では、McAfee の「ePolicy Orchestrator (ePO )」を導入すべく、一部の部署ですでに試験導入を実施し、全社展開に向けての運用方法などを検討している。ePO は全社に導入されているVirusScan/NetShield を一元的に管理/運用できるため、全社展開が完了すれば、これまで各事業所の管理者や社員に負担のかかった各PC 端末のウイルス定義ファイル/エンジンの更新を、本社の情報企画室や各事業所で一括して実施、管理することが可能になる。

ePO の導入を決定したことについて飯沼氏は「ウイルス対策の基本は、定期的に最新のウイルス定義ファイル/エンジンに更新することです。しかし、各事業所やユーザに更新するように言っても、Nimda のような危険性が高く、感染力の強いウイルスが出現して意識が高まらないと、なかなか更新してくれません。

その点、ePO ではユーザに負担をかけずに一元的に実施、管理ができるので、今後の本格運用の際の効果に期待しています」と力説する。池上通信機では最終的にePO でクライアント対策からゲートウェイ対策のWebShield e500 Applianceも一元的に管理することを計画している。ePO を導入すれば、各PC 端末でのウイルス定義ファイル/エンジンの更新状況を即座に表示でき、各PC 端末をいちいち確認して廻るという手間が省けるため、TCO 削減にも大きく貢献できる。

最後に飯沼氏は、「McAfee 製品で社内を統一している理由は、最初から使用していたというだけでなく、全社的に全てを一元管理/運用できる点です。管理者にとってウイルス対策で一番負荷がかかるのは、何より正しく、確実に運用することですから」と語る。