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導入事例

むさし府中商工会議所
■業種:公共団体■導入製品:AVS Suite■導入台数:26台
今回は、東京都府中市のむさし府中商工会議所の事例をご紹介します。同会議所は、府中市で営業・活動する商店街や事業所、団体の情報発信用Webサイトとして「たまごネット」を開設・運用されるなど、インターネットの活用に積極的な取り組みを行っています。ネットワークを通じた情報のやり取りが活発化すれば、ウイルスの脅威に晒される機会の増加も避けられません。そこで同会議所では、以前はクライアントで個別に行っていたウイルス対策を、平成14年10月に統合的なウイルス対策が可能な「AVS Suite」へと変更しました。これまでのウイルス対策への取り組み、セキュリティに対する考え方、AVS Suiteの導入効果などについて、総務部事業課の並木様、秋山様にお話を伺いました。
たまごネット



---はじめに、むさし府中商工会議所の概要を教えていただけますか?

並木氏 それではまず、一般の方には混同されることが多い、商工会議所と商工会との違いについて簡単にお話しておきましょう。どちらも経済産業省の管轄の団体で、中小企業支援が主な事業ではありますが、商工会は主として町村を、商工会議所は原則として市を区域としています。中小企業支援法に基づいて運営されている特定認可法人で、日本商工会議所を筆頭に、全国524の商工会議所を会員としています。また、なじみの深いところでは、簿記、珠算、販売士、ビジネス実務法務といった検定試験の主催といったところでしょうか。

そして、むさし府中商工会議所ですが、昭和45年4月1日に設立されました。府中市経済界の中枢的な存在として各種の事業を行っており、現在会員数約 3,400事業所で、都内では東京を別格とすると、町田、八王子についで3番目(平成15年3月末現在日商調査より)、府中の市内組織では最大規模となっています。ちなみに、むさし府中商工会議所が運営している「たまごネット」の名前は、多摩地区で5番目に認可された商工会議所に由来しています。

---その、独自の取り組みとして運用されている「たまごネット」とは、どのようなものですか?

並木氏 たまごネットは、街の活性化のために何かをできないかということで、府中市から補助金をいただいて、開設した情報発信用のWebサイトです。府中市を中心として営業・活動する商店街や事業所、団体からの情報発信を目的に、平成14年4月にスタートしました。当時、同じような取り組みを行っていたのは、浦和市(現「さいたま市」)、静岡の浜松市、大阪市などまだ少数でしたから、インターネットを通じた商工会議所の情報発信としては、かなり早い方でしたね。

たまごネットでは、大きく、「調べる」「買う」「参加する」という3つの機能を提供しており、「調べる」では、商店街やお店、会社や各種団体情報の検索機能をはじめ、検定・資格、求人、地域情報などを提供しています。「買う」では、ショッピングモールのたまごモールの運営やお買得情報の提供を、そして、「参加する」では、ゲームやプレゼントの情報を提供しています。

なお、たまごネットは一般向けのサイトですが、企業間取引を支援するため商工会議所をはじめ公的な団体が協力して運営しているB2Bサイトの「ザ・ビジネスモール」と連携しており、日本最大の企業データベースを基盤に幅広いサービスを展開しています。



---インターネットの活用に積極的であったということから、やはりウイルス対策への取り組みも早くから行われていたのですか?

秋山氏 ウイルス対策への取り組みは、会議所としてインターネットの活用が本格化した時期よりかなり早くから行っていました。当会議所では、平成10年に所内のLAN環境を整備して、クライアント同士で情報共有する機会が進んだことから、ウイルス対策も必然的に行うようになりました。
並木氏 実は、商工会議所のコンピュータの推奨環境というのは、かつてはオフコンであり、平成4-5年頃まで続いていました。平成10年にLAN環境の整備を行う前までは、徐々に環境の切り替えが進んでいたものの、そうした時期の名残としてDOS環境も残っていたのです。しかし、環境の整備によって全面的にWindowsが採用され、同時に、インターネットの爆発的な普及でウイルス問題が大きな脅威として取り上げられるようになっていた時期でしたから、タイミングとしてはちょうど良い時期でしたね。

---当初の個々に定義ファイルをアップデートしてもらっていた頃は、ユーザーさんが面倒くさがることはなかったですか?

並木氏 ええ。反発はかなりありましたね。ウイルスに感染して何かあれば業務に支障を来たしますし、実際にそうした例も知っていましたから平成10年からウイルス対策だけは徹底してきました。しかし、更新作業はユーザーにやってもらわなければなりませんでしたから、当初は面倒くさいと言われることが多かった。しかし、メールで外部とやり取りする機会が増えるにつれて、ウイルスを検出することが頻繁になったことから、個々人が必要性を認識するようになり、大きく意識が変わりました。

ただ、更新を行うたびにパソコンのレスポンスが遅くなってしまうため、業務を一時中断してもらっていました。また、常駐ソフトであり、結構、システムに負担をかけるので、そうした重さは正直言ってネックでしたね。ただ、ウイルス対策は止めるわけにはいきませんし、実際に確実に防御してくれるという成果を上げてくれていましたから、大きな問題になることはありませんでした。

---マカフィー製品への評価はバンドル製品をお使いの時代にすでに固まったという感じですか?

秋山氏 はい。他では実際に被害に遭っているケースでも一切、感染とは無縁でいられましたし、それを可能にする情報の速さと定義ファイルの更新スピードの速さを特に高く評価しました。新種のウイルスが出てもすぐに緊急の定義ファイルも出ますし、レポートも出ますから利用する側としても安心していられますね。その情報を基に更新をしていましたから、そうしたスピードは何よりも大切だと考えました。



---AVS Suiteに切り替えたのは、やはり更新作業や管理の一元化が目的ですか?

並木氏 そうですね。サーバの切り替え時期でちょうどタイミングも良かったこともありますが、サーバで一元管理してそこから定義ファイルなどの提供を行うことができるようになったことが最も大きいですね。統合管理ツールであるePolicy Orchestrator(ePO)によって、個々にアクセスに行く以前の運用と比べると、何よりもユーザーの手を煩わせたり、ウイルス対策ソフトの存在を意識させることがありませんから。これは従来とは大きく違うメリットですね。ウイルス対策への啓蒙という意味では、意識することも必要かもしれませんが、本来の業務を考えれば、ウイルスを意識することなく、業務が行える環境が理想なわけですから。

秋山氏 AVS Suiteの導入からこれまで、ウイルスを検出してもそれはサーバの段階で、全てシャットアウトしていて、今では、ユーザー側にまで届くことは一切ありません。その意味でも、サーバ用VirusScanの検出能力は非常に高いと思います。ですから、ユーザー画面にはウイルスの検出の情報が現れることはありませんし、われわれも管理レポートとメールによるお知らせで確認しているだけですね。ユーザーの場合は、以前のように重さを感じることはまったくないですし、知らないうちにバージョンアップしていたという感じではないでしょうか。われわれも管理を自前で行いながらも、ほとんど手間要らずの運用が続いています。



---それでも、クライアント対策も欠かせないわけですね?

並木氏 正直言ってしまうと、サーバ用VirusScanの防御を潜り抜けてきたウイルスがクライアント用のVirusScanによって検出されたことはこれまでの3年間に1回もありませんし、また、情報保護の観点からFDが使えないようになっていますし、他の書き込みができるメディアも使用できないようになっています。そして、外部からメディアを持ち込む時は、チェック用のマシンを用意していますので、よほどのことがない限り、クライアントにウイルスが持ち込まれる可能性はまず、あり得ないのです。ただ、CD-ROMを読み込むことはできますし、会員企業さんなどから持ち込まれたメディアが、OSの違いでチェックマシンで読めなかったりすると、クライアントを使用する場合もありますから、対策を行っているという安心感は大きいですね。

---ところでウイルスの集中管理という目的では、VirusScan ASaPの導入を検討されたことはありますか?

並木氏 検討はしましたが、管理を自分達で把握しておきたいということと、当時の回線が常時接続ではなかったということもあり、また、コスト比較でもAVSの方が安かったなどにより、AVS Suiteを選択しました。



---最後に、製品やマカフィーに対する要望はありますか?

秋山氏 唯一の問題は、クライアントにWindows98が残っているので、バージョンアップの際に時折、引っかかることがある点です。たぶん、従来から利用している業務の都合などで、どうしても古いOSのクライアントを使わざるを得ない企業も少なくないと思いますから、マカフィーさんには是非ともそうしたユーザーへのサポートも積極的に行ってもらえるとありがたいですね。現状は、バージョンアップの際には、Windows98の場合、手動で行わなければならない作業がどうしても残っているので、システムのイメージをとっておくツールを利用してゴーストを作成し、インストールの最中に固まってしまった場合などにはそれを使って前の状態に戻すことができるようにしています。

並木氏 これはソフトの問題ではなくて、OSとハードウェア側の問題とは思いますが、古いOSがXPなどと混在するのはある意味で避けられないでしょうから、そうした環境での運用のノウハウや、フリーズした場合の回避の方法などの情報提供も充実してもらえると助かります。機能が上がっても新しいPCなら対応できますが、98などではシステムのリソースをほとんど使ってしまうので、重くなるのが避けられませんから。それ以外では使い勝手などを含めて、不都合を感じることはありませんから、情報提供と定義ファイルの更新スピードを、今以上に維持していただけることを望みます。

---分かりました。ご要望にお応えしていけるよう、努めてまいります。今日は貴重なお話を有り難うございました。


むさし府中商工会議所について
むさし府中商工会議所は、昭和45年4月1日に全国で455番目の商工会議所として設立され、府中市経済界の中枢的な存在として、各種の事業を行い、現在会員数約3,400事業所で市内組織では最大となっています。むさし府中商工会議所が運営している「たまごネット」は、商店街や各店舗、企業、団体の情報提供と検索機能の提供をはじめ、ショッピングモールも構築されています。

取材日:2005年5月