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導入事例

練馬区役所
■業種:自治体・官公庁■導入製品:WebShield e500 Appliance■導入台数:-

今回は東京都練馬区の練馬区役所の先進事例をご紹介します。
IT推進担当部の堀さまと倉持さまにお話をうかがいました。


わたしたち練馬区では、区民のみなさまのご意見を広くうかがうために、ホームページ上にすべての課のメールアドレスを公開しています。

以前は、区長室区民相談課でメールによるご意見やご要望を一括して受付けて、それを仕分けて各課に知らせるということをしていました。しかし、そのようにしていると、「あの行事はいつでしたっけ」、「この補助金の申込み期限は?」といった簡単なお問い合わせにさえ、すぐに答えられなくなってしまいます。

最近はメールも電話も同じようなものになってまいりました。ですから各課の電話番号を公開するのと同じように、各課のメールアドレスを公開したのです。これにより各課と区民とのコミュニケーションが迅速になりました。お問い合わせのみならず、区政に関する積極的かつ具体的な提言もメールでも寄せられるようになりました。この施策を行って良かったと思います。

-- 最近のクレズ・ウイルスは、ホームページ上のアドレスを盗んで、ウイルスメールを勝手送信したりします。そうしたウイルスメールが区役所に届いたりはしませんか?

そうですね、クレズの勝手送信もそうですし、普通の提言メールにウイルスが付着していることもたまにあります。実はゲートウエイ・ウイルス対策に取り組むようになったのもそうしたウイルスメールの増加が一つの要因ではあります。



-- 練馬区さまがウイルス対策に本格的に取り組むようになった経緯を教えてください。

今の庁舎を建てたのは平成6年ですが、その頃はまだホストコンピュータやオフィスコンピュータ中心で、パソコンは点在しているだけでした。そのため、ワープロ専用機が事務作業の主流でした。その後、当区でも電子区役所の実現に向け、平成13年には250台のパソコンを導入し、庁内LANを組みました。この時、同時にクライアントワクチンソフトも導入しました。現在では情報化も進み、パソコンも約1000台に増えております。

そうしてクライアントのウイルス対策のみでしばらく運用しておりましたが、平成13年9月に、あのニムダ・ウイルスが出現し、その後、メールを開いただけで感染するバッドトランスやクレズなど悪質なウイルスが次々に出てきたこともあり、ゲートウエイでのウイルス対策を真剣に検討するようになりました。

クライアントのワクチンソフトでもウイルスを見つけることは見つけます。しかし職員から当課に報告を受けて、それからマシンをネットワークから切り離して、駆除を行って、そういう手順をていねいに行うと、大事な業務時間に、優に小一時間はかかってしまうのです。ウイルス検出数が増えてきて、こうしたことが頻繁になってくると、行政サービスにも支障を来たします。

またニムダなどHTTP経由で感染するウイルスが現れたことで、ゲート対策の必要性を確信しました。実はニムダウイルスにおいては、区職員が、ホームページ閲覧を通じて感染しました。つまりニムダつきホームページをうっかり見てしまったのです。しかしながらそのホームページは公共団体系のものでした。ということは、それを閲覧した職員にはもちろん非はありません。これはやはり情報システム側、ゲートウエイ側で一括して対策を打たねばならないと痛感しました。



こうした経緯を経て、各社のゲート製品の比較検討に入りました。練馬区役所では、ある会社にシステムの構築管理を委託しているのですが、その会社に比較テストを依頼したところ、e500がまずは良いのではないかという提案であったので、こちらを導入することに決定いたしました。

現在は、SMTP、HTTPの2プロトコルを一台のe500で処理しています。



-- 練馬区さまの今後の情報化への取り組みについて教えてください。

近々の予定としては、まず図書館資料の検索・予約をWebでできるようにいたします。また災害時の情報伝達インフラとしてインターネットを活用する、ということも実現させます。阪神大震災においては、無線もさることながら、有線のインターネットが活用されたと聞いています。もともとインターネットは、ノードの一部がつぶれても全体はダウンしないように設計されているので、当然といえば当然なのですが、神戸の震災ではそれが実証されました。このことを練馬区の防災対策でも活かす方向で進んでいます。

セキュリティについてもさらに強化いたします。先頃、区民1500人を無作為抽出して、電子区役所の実現についてアンケート調査をいたしました。その設問の一つに今後の練馬区情報システムで気をくばってほしいことは何かとお聞きしたところ、7割以上が「セキュリティに気をつけてほしい」と回答しておられました。やはり住基ネットが話題になったりして、区民の皆様としても自分の情報がきちんと守られているのかどうか気がかりなのだと思います。先に述べた、区民からのメール中にも、ウイルスなどの情報セキュリティについて心配する御意見もあります。こうした心配を解消するためにも、今後ともウイルス対策をはじめとする情報セキュリティをきちんと充実させていきたいと考えています。

練馬区役所のご紹介

練馬に人が住み始めたのは、およそ1万5000年前の先土器時代からとされています。区内のあちこちからは、そのことを物語る遺跡がいくつも発見されています。

14世紀半ばごろ、荒川河口に勢力をもった豊島氏が石神井川に沿って領地を広げ、やがて練馬城や石神井城を築きました。以後文明9年(1477)に太田道灌に敗れるまで、豊島氏の支配が続きました。その後は太田氏、さらには北条氏の勢力下に置かれ、徳川氏の時代へと移り変わりました。

江戸時代の練馬は、ダイコン、ゴボウ、イモなどを江戸市中に供給する一大近郊農村として発展しました。今ではほとんど暗きょとなっている千川上水は、徳川幕府によって元禄9年(1696)に開発されたもので、当時の練馬の農業にとって貴重な水資源となりました。

明治に入り、明治11年(1878)の「郡区町村編成法」により、練馬の大部分は北豊島郡に編入されました。大正12年(1923)の関東大震災後、都心部から練馬の人口流入が始まりました。昭和7年(1932)に東京市は35区制となり、練馬は板橋区に編入されました。第二次大戦後の昭和21年(1946)、練馬地域の町会長、区議会議員、各種団体長が全員協議会を開催し、練馬区設置を決議しました。

昭和22年8月1日、板橋区から独立し23番目の区として練馬区が誕生しました。現在、人口67万人を超える自治体として発展しています。
取材日:2002年11月