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導入事例

玉名市役所
■業種:自治体・官公庁■導入製品:WebShield e500 Appliance■導入台数:1台

今回は、熊本県玉名市の玉名市役所におじゃまして、総務部企画課情報企画室の西川さまと大石さまにお話をうかがいました。
「魅力ある情報発信都市づくり」に取り組む玉名市

現在、わたしたち玉名市は「21' 玉名活性化ビジョン」という名前で玉名市をさらに良くしていくための様々な取り組みを行っています。このビジョンは7つの目標からなっていますが、その筆頭に上げられているのが「魅力ある情報発信都市づくり」という項目です。

「高度情報技術を活用し、玉名の行政、産業、文化などあらゆる分野の情報を全国に発信するシステムを構築し、市民からの行政ニーズへと対応や福祉の向上のために活用していく」、そんな玉名市を目指しているのです。

そうした目標をふまえ、平成15年には市庁舎内でのパソコン1人1台体制を確立し、さらにそれまでは市庁舎内だけに閉じられていたネットワークを、外部とインターネット接続できるように組み替えました。ホームページも大幅に拡充し、市民のみなさまに必要な情報を的確・迅速に発信できるように計りました。ちなみにこのホームページは、更新を、各課で独自に行えるようにしております。

ページの更新は、各課の課長決裁により、各課で独自に更新することができます。一般には、市役所のホームページというと、各課から定期的に情報をとりまとめて広報部が一括して更新する、といった統制的な運用のイメージがあるでしょうか。しかしながら玉名市では、ページ更新に際して、広報部や情報企画室に伺いを立てる必要はありません。やはりホームページはアクティブに更新されなければならない、古い情報がいつまでも載っており、ホームページ全体が何となく淀んで停滞したものになると恐れているのです。そのような状態は「玉名活性化ビジョン」にはふさわしくないと考えたのです。

また今後は「地域情報プラザ」という市民の皆様向けのポータルサイトの開設も計画しております。これは、ホームページを出してみたいけれど独自に立てるのは費用がかさむ,,,, といった悩みをお持ちの個人商店、中小事業所の皆様を援助するためのもので、市が提供するポータルの中の一区画を、登録制で自由にお使いいただこうというものです。
万全のセキュリティ対策で市民の皆様に安全かつ便利な情報サービスを

さて、このように今後、玉名市では積極的な情報化を進めていこうと考えているのですが、ここで忘れてはならないのがセキュリティの問題です。市庁舎内LANを閉じた状態から外部とも交流可能なものに組み替える、ホームページを各課が独自に更新できるようにする、市民の皆様向けにポータルを作る。

こういった活動により、ネットの利便性が拡張されていくわけですが、その一方で利便の推進は、必ずや危険性の増大を伴うという側面があります。たとえば各課が玉名市ホームページを自由に更新できるのはいいが、もしその課がウイルスに感染したりしたら、大変なセキュリティ危機をも招く恐れがあります。

こんなこともありました。情報化を推進するに先立ち、全国の先進的な市町村に視察にいきましたが、ある日、関東のある市に視察に出かけたところ、ちょうどちょうどニムダウイルスの来襲にさらされている最中で、情報システム部の方はすでに三日も徹夜を続けている。そうした様子を見て、やはりウイルス対策を本格的に固めなければならないと痛感しました。

また最近は住基ネットの問題などで、市民の皆様のあいだでも、情報セキュリティに対する心配が高まっています。わたしたち玉名市としてもこうした心配は重大に受け止めております。快適であり、便利であり、しかし安全性も確保された、そんな情報システムを実現するためにも、やはり万全のウイルス対策が必須であると、改めて認識いたしました。


ゲートウエイ対策にe500を採用。SMTPとHTTPを検査

まず市庁舎内LANの刷新に伴い、各クライアントにもれなくウイルス対策ソフトを配備しました。しかしメールを開いただけで感染するという物騒なウイルスが跋扈する昨今の状況を踏まえ、ゲートウエイにも一括的な対策を施さなければならないという結論に達しました。そういうわけでゲート用対策製品の比較選定に入ったのですが、この時の条件として、SMTPのみならずHTTPプロトコルの検査も同時に可能な製品を採用したいと考えました。

ニムダなどのようにホームページを開いただけで感染するウイルスも突発発生しかねないので、そうした危機に対し、事前予防的に対応したいと考えたのです。各社の製品ともに、カタログベースではHTTP対応が謳われておりましたが、周囲にいろいろヒアリングしたところ、本当の意味でパフォーマンスが保証されるのは、やはりハード・ソフト一体型のアプライアンス製品であろうととの意見を得ましたので、最終的にマカフィーさんのe500を採用することに決定いたしました。

現在は、市庁内のインターネット・トラフィックは、すべて我々が管理するサーバを経由しております。ここにe500一台を配備して、SMTPとHTTPの検査を行っております。SMTPの方では、やはりクレズをよく検出します。一日に3件ぐらいは検出されますね。ログを見ていて驚くのは、クレズの出所が日本国内にとどまらないということです。

これは差出人のメールアドレスを見て判断しているのですが、たとえばドメインが.co.jpとなっていれば、日本からであろうと判断できるわけです。しかし日々やってくるクレズ・メールの中には、台湾やロシア、中国、ポーランドからとおぼしきドメインが混じっておりました。中には中東の国のドメインもありました。ここ熊本県玉名市にも、世界各国からウイルス・メールが届いてしまう。あらためてウイルスに国境がないことを認識しました。
今後は市内公共機関の情報大動脈として発展する市役所ゲートウエイ

さて現在、我々のサーバにて、市庁舎内のトラフィックをすべて処理しておりますが、今後はこの運用を他の公共機関にも拡大していく予定です。まず市内の公立学校17校の約1300台ぶんのトラフィックを市役所サーバにて処理してゆく運びです。

現在は、各校にて電話回線などを使って独自にメール送受信など行っていますが、これでは非効率かつ不経済なので、2003年初期を目処に、市役所サーバを、いわば学校の情報インフラの「大動脈」として、提供する運びです。この他の市営の公共施設、すなわち体育館、水道局、下水道、市民会館、病院、駅、福祉センター、保健センター、博物館などの送受信トラフィックも、市役所サーバで処理していく運びです。これらのトラフィックもe500でウイルス検査して行きます。

このように玉名市では、今後も情報インフラをハード面、ソフト面ともに拡充していき、市民の皆様へのサービスを向上させていきたいと考えております。その際、もちろんセキュリティも万全にしていかなければなりません。このサービス向上とセキュリティの両立を実現するためにも、マカフィーさんのようなセキュリティ・メーカーには非常に期待しております。今後も充実した製品とサービスを供給してください。
玉名市役所のご紹介(21‘玉名活性化ビジョンより抜粋。H12.9月)

21世紀を目前に控え、私たちは今、極めて大きくかつ急速な変化の時代に直面しています。コンピュータやこれを応用したインターネットのもたらす情報革命、少子高齢化の進展に伴う社会的変化、地球温暖化防止や廃棄物の適正処理など環境問題のグローバル化、地方分権の推進に伴う市町村合併あるいは厳しい財政事情のもとでの行政改革の要請など、いずれも急いで対応しなければならない重要な課題ばかりです。

このような変化の時代にあっては、今、何をなすべきかを的確にとらえ、適切に対応できるかどうかで、将来の玉名市のありかたが決まってしまいます。 私は、この玉名市を、市民の皆さんの理解と協力をいただきながら、近い将来、県下11市のトップクラスの市とし、九州94市の中で確固たる地位を占め、市民が誇りを持てるような、そのような市にしたいと願っています。

このためには、行政はもとより市民全体が、玉名市の将来についてのしっかりとしたビジョンを持ち、取り組むべき課題についての認識を同じくしながら、一つの方向に向かって努力を傾注することが重要であると考えています。

現在、市の総合計画の策定を進めていますが、私も市長就任後、すでに10ヶ月を経過したところであり、公約である「市民に開かれた行政」の一つのあり方として、市政を行っていく上での私の基本的な考え方や、重要な課題に対する対応策の骨子を、お示しする必要があると考え、このビジョンをとりまとめました。守るべき伝統は守りながら、時代の流れに対応して改めるべきは改め、21世紀の新しい可能性に挑戦する玉名市民全体の行動指針として活用いただきたいと願っています。
取材日:2002年10月