ウイルス情報

ウイルス名

A-Bomb.878

危険度
対応定義ファイル 4002 (現在7656)
対応エンジン  (現在5600) 
エンジンバージョンの見分け方
別名 A-Bomb.878
発見日(米国日付) 94/07/01


A-Bomb.878は、メモリ常駐ステルス型のファイル感染ウイルスで、COMMAND.COMを含む.COMファイルに感染する。

感染すると、システムメモリの最上位で、DOSの640K境界以下に常駐するようになり、割り込み12のリターンは移動しないが、割り込み21をフックする。また、このとき、COMMAND.COMにも感染する。

A-Bomb.878は、いったんメモリに常駐すると、.COMファイルが実行されるか開かれた場合に、そのファイルに感染する。

A-Bomb.878ウイルスコード内には、次のテキスト文字列が暗号化されている。

'[A-BOMB V1.0a] By Mnemonix 1994'

感染システムでは、ファイルが2度実行されることがある。このウイルスがメモリに常駐している場合、DOS CHKDSKプログラムは、すべての感染ファイルに対してファイル割り当てエラーを戻す。また、このウイルスは、メモリに常駐する際に、一部のウイルス対策ユーティリティの機能を妨げることもある。

システムメモリと使用可能な空きメモリの合計は、1,808バイト減少する。感染ファイルの長さは、878バイト増加する。ウイルスがメモリに常駐する場合、このファイル長の増加は隠蔽される(ステルステクニック)。また、このウイルスは、感染ファイルの終わりに配置される。DOSディスクディレクトリに表示される感染ファイルの秒フィールドは、"62"に設定される。

ファイル感染ウイルスが、コンピュータに感染する唯一の原因は、コンピュータでの感染ファイルの実行である。感染ファイルは、フロッピーディスク、オンラインサービスによるダウンロード、およびネットワークなど、多数のソースから生じることが考えられる。いったん感染ファイルを実行すると、ウイルスが発動するおそれがある。