ウイルス情報

ウイルス名

ABRAXAS

危険度
対応定義ファイル 4002 (現在7628)
対応エンジン  (現在5600) 
エンジンバージョンの見分け方
別名 Abraxas-1171, Abraxas.1171
発見日(米国日付) 93/02/01


Abraxas.1171は、上書きを行うファイル感染ウイルスであり、メモリには常駐しない。また、.COMファイルおよび.EXEファイルには感染するが、COMMAND.COMには感染しない。

感染ファイルが実行されるたびに、このウイルスは、C:\DOSディレクトリにあるDOSSHELL.COMのコピーと(このファイルがない場合は作成する)、現行ディレクトリ内の1つの.EXEファイルに感染する。ウイルスのバグによって、どのディレクトリにおいても先頭の.EXEファイルのみがAbraxas.1171ウイルスに感染する。

DOSディスクディレクトリに表示される感染ファイルの日時は、感染日時に更新される。Abraxas.1171に感染したどのファイルでも、ウイルスコード内に次のテキスト文字列を確認することができる。

'*.exe c:\dos\dosshell.com ..MS-DOS (c)1992'
'->>ABRAXAS-5<<--'
'...For he is not of this day'
'...Nor he of this mind'

Abraxas.1171ウイルスに感染したファイルを実行すると、システムディスプレイに"ABRAXAS"をかたどったグラフィックが表示され、同時にシステムスピーカから上昇音階が流れてくる。

Abraxas.1171ウイルスに感染したファイルの長さは、1,171バイト増加する。

ファイル感染ウイルスが、コンピュータに感染する唯一の原因は、コンピュータでの感染ファイルの実行である。感染ファイルは、フロッピーディスク、オンラインサービスによるダウンロード、およびネットワークなど、多数のソースから生じることが考えられる。いったん感染ファイルを実行すると、ウイルスが発動するおそれがある。