ウイルス情報

ウイルス名 危険度

BackDoor-FKE

企業ユーザ: 低
個人ユーザ: 低
種別 トロイの木馬
最小定義ファイル
(最初に検出を確認したバージョン)
6793
対応定義ファイル
(現在必要とされるバージョン)
6945 (現在7633)
対応エンジン 5.4.00.1158以降 (現在5600) 
エンジンバージョンの見分け方
別名 Microsoft - trojan:win32/meredrop Nod32 - Win32/Shyape.A trojan Norman - W32/Troj_Generic.GIZGK (trojan) Avira - TR/Meredrop.A.12694 Fortinet - W32/Shyape.A (trojan)
情報掲載日 2013/01/08
発見日(米国日付) 2013/01/02
駆除補足 ウイルス駆除のヒント
概要 ウイルスの特徴 感染症状 感染方法 駆除方法

概要

・BackDoor-FKEはトロイの木馬です。ウイルスと異なり、トロイの木馬は自己複製しません。多くの場合、ファイルが有益である、あるいはファイルを欲しいと思わせて手動で実行させることにより繁殖します。最も一般的なインストール方法は、システムやセキュリティを悪用し、疑いを持たないユーザに手動で未知のプログラムを実行させることです。電子メール、悪質な、またはハッキングされているWebサイト、IRC(インターネットリレーチャット)、ピアツーピアネットワークなどを通じて配布されます。

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ウイルスの特徴

BackDoor-FKEはExploit-CVE2012-4792によってドロップ(作成)されるトロイの木馬です。

Exploit-CVE2012-4792は、解放後使用による実行の脆弱性を利用してリモートサーバから悪質なペイロードをダウンロードし、ターゲットコンピュータに侵入する悪質なHTMLファイルです。この脆弱性により、クラッシュが発生し、攻撃者が影響を受けるシステムを制御できるようになる可能性があります。ダウンロードされる実行ファイルは、マカフィーが「BackDoor-FKE」という名前で検出するBackDoorの亜種です。

・作成されたHTMLファイルは「Exploit-CVE2012-4792」、Internet Explorerのヒープスプレーに使われるSWFファイルは「SWF/Exploit-Shellcode」という名前で検出されます。

BackDoor-FKEは、さらに悪質なファイルをダウンロードして実行するなど、命令を受け取って実行するため、リモートサーバへのバックドアを開きます。また、システムのAdmin$共有にアクセスしようとします。

実行時、以下のIPアドレスに接続しようとします。

  • www.w1nd[削除]pdate.com
  • provide.yo[削除]rap.com
  • [削除].0
  • autom[削除]on.whatismyip.com
  • www.g[削除]lio.com
  • www.ya[削除]oo.net:NBNS
  • 108.162. [削除].59/n09230945.asp
  • hxxp://web.v[削除]clod.com/photo/zpnsrrtdorrwrze.jpg
  • hxxp://web.v[削除]eclod.com/viewphoto.asp?photoid=zpnsrrtdorrwrze
  • 40.30. [削除].192
  • web.v[削除]reclod.com
  • hxxp://23.19. [削除].15/photo/zpnsrrtdorrwrze.jpg
  • hxxp://23.19. [削除].15/viewphoto.asp?photoid=zpnsrrtdorrwrze
タイプ: 1

以下のファイルがBackDoor-FKEによってドロップされます。

  • %WINDIR%\Media\Windows Config.wav
  • %temp%\SHIAPE.EXE
  • %WINDIR%\system32\zbrscvgdydnnivjk.zbr

以下のレジストリキーがシステムに追加されます。

  • HKLM\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\{B28E0E78-882D-403c-AF4E-BDEC9C8FA37B}
  • HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Enum\Root\LEGACY_NWSAPAGENT
  • HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Nwsapagent

以下のレジストリキー値がシステムに追加されます。

HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Enum\Root\LEGACY_NWSAPAGENT\0000\Control\
  • *NewlyCreated*: 0x00000000
  • ActiveService: "Nwsapagent"
  • Service: "Nwsapagent"
  • Legacy: 0x00000001
  • ConfigFlags: 0x00000000
  • Class: "LegacyDriver"
  • ClassGUID: "{GUID}"
  • DeviceDesc: "Internet Router Service"

上記のレジストリキー値により、BackDoor-FKEが「Nwsapagent」という名前のサービスを作成し、Start TypeをAutomaticに設定するようにします。

タイプ: 2

以下のファイルがBackDoor-FKEによってドロップされます。

  • %ProgramFiles%\Common Files\DirectDB.exe

以下のレジストリキーがシステムに追加されます。

HKLM\SOFTWARE\Microsoft\Active Setup\Installed Components\{GUID}
HKLM\SOFTWARE\STS

以下のレジストリキー値がシステムに追加されます。

HKLM\SOFTWARE\Microsoft\Active Setup\Installed Components\{785942B1-FDE7-447F-A9C2-694A721FA120}\stubpath: "%ProgramFiles%\Common Files\DirectDB.exe s"

上記により、自身をインストールし、システムが起動するたびに動作するようにします。

HKLM\SOFTWARE\STS\nck: 4F 18 F7 50 19 D6 65 A2 7A C0 D7 A9 E3 87 77 65

タイプ: 3

以下はBackDoor-FKEによってドロップされるファイルです。

  • %AllUsersProfile%\Application Data\thumbs.db
  • %temp%\SHIAPE.EXE
  • %AllUsersProfile%\Start Menu\Programs\Startup\ReadMe.lnk

上記のレジストリ項目により、BackDoor-FKEが乗っ取ったシステムに登録され、再起動のたびに実行されるようにします。

以下のコマンドを使って上記のファイルを実行します。

  • rundll32 "%AllUsersProfile%\Application Data\thumbs.db",,CryptServiceMain
タイプ: 4

以下の場所に以下のファイルをドロップします。

  • %WINDIR%\system32\AppleService.exe
  • %ALLUSERSPROFILE%\MicroMediaCCP\MicroPlayerUpdate.exe

以下のコマンドを実行しようとします。

  • cmd.exe /c rundll32 "%s"
  • net start "%s"
  • /c ping 127.0.0.1 & del /q "%s"

上記のコマンドにより、BackDoor-FKEがドロップしたファイルを実行し、ソースファイルを削除するようにします。

以下はシステムに追加されるレジストリキーです。

HKLM\SOFTWARE\Microsoft\ESENT\Process\AppleService
HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Enum\Root\LEGACY_APPLESERVICE
HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\AppleService

以下はシステムに追加されるレジストリキー値です。

SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run%ALLUSERSPROFILE%\MicroMediaCCP\MicroPlayerUpdate.exe

上記のレジストリ項目により、BackDoor-FKEが乗っ取ったシステムに登録され、再起動のたびに実行されるようにします。

HKLM\SOFTWARE\Microsoft\ESENT\Process\AppleService\DEBUG\Trace Level: "" HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Enum\Root\LEGACY_APPLESERVICE\0000\Control\
  • *NewlyCreated*: 0x00000000
  • ActiveService: "AppleService"
  • Service: "AppleService"
  • Legacy: 0x00000001
  • ConfigFlags: 0x00000000
  • Class: "LegacyDriver"
  • ClassGUID: "{8ECC055D-047F-11D1-A537-0000F8753ED1}"
  • DeviceDesc: "AppleService"

上記のレジストリキー値により、BackDoor-FKEが「AppleService」という名前のサービスを作成し、Start TypeをAutomaticに設定するようにします。

HKey_Users\.DEFAULT\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings\ProxyEnable: 0x00000000
HKey_Users \S-1-5-18\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings\ProxyEnable: 0x00000000

上記のレジストリキー値により、BackDoor-FKEがプロキシ設定を無効にするようにします。

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以下の症状が見られる場合、このウイルスに感染している可能性があります。

上記の活動が見られます。

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感染方法

・トロイの木馬は自己複製しません。多くの場合、その実行可能ファイルに何らかの利益があると思わせて手動で実行させることにより繁殖します。IRC、ピアツーピアネットワーク、ニュースグループへの投稿、スパムメールなどを通じて配布されます。

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駆除方法

■現行のエンジンとウイルス定義ファイルを使用して、検出・駆除して下さい。

システムスタートアップをフックするためのシステムレジストリ、INIファイルの修正は、推奨エンジン/ウイルス定義ファイル以上を使用した場合は正常に駆除されます。

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