ウイルス情報
Chaosウイルスは、メモリ常駐型ウイルスで、マスタブートレコード(MBR)およびブートセクタに感染する。
Chaosウイルスは、ブートセクタに感染すると、元のブートセクタをディスク上の別の位置にコピーせずに上書きする。
Chaosウイルスは、発動すると、ディスクが不良セクタで満杯であることを示すフラグを立てるが、不良とされたセクタのほとんどは、まだ読み取り可能である。
Chaosウイルスは、1989年12月、英国ケント州のジェームズ・ベリーによって最初に報告された。これは、メモリ常駐型ウイルスで、フロッピーおよびハードディスクのブートセクタに感染する。Chaosウイルスは、ブートセクタに感染すると、元のブートセクタをディスク上の別の位置にコピーせずに上書きする。感染したブートセクタには、"Welcome to the New Dungeon" "Chaos" "Letz be cool guys"というメッセージが格納される。Chaosウイルスは、発動すると、ディスクが不良セクタで満杯であることを示すフラグを立てるが、不良とされたセクタのほとんどは、まだ読み取り可能である。このウイルスの発動基準は不明である。
感染したブートセクタには、次のメッセージが格納される。
"Welcome to the New Dungeon"
"Chaos"
"Letz be cool guys"
MBRやブートセクタに感染するウイルスが、コンピュータに感染する唯一の方法は、感染したフロッピーディスクを使用してブートを試みることである。ディスケットのブートセクタには、そのディスケットがブート可能かどうかを判断し、"Non-system disk or disk error"というメッセージを表示するためのコードがある。このコードが、感染を隠蔽してしまう。システムディスクではないことを告げるこのエラーメッセージが表示されるまでには、感染が行われている。ウイルスはいったん発動すると、ハードドライブのMBRに感染し、メモリ常駐型となるおそれがある。その後、ブートが行われるたびに、ウイルスはメモリにロードされて、そのマシンからアクセスしているフロッピーディスクに感染しようとする。