ウイルス情報

ウイルス名

P98M/Corner.A

危険度
対応定義ファイル 4051 (現在7659)
対応エンジン  (現在5600) 
エンジンバージョンの見分け方
別名 W98M/Corner.A
発見日(米国日付) 99/10/25


このウイルスは Microsoft Word 97/2000 の Word 文書および Microsoft Project98 で作成された Project ファイルに感染することで拡散する。Word 文書では、"ThisDocument"というモジュールで構成されるため、Project ファイルでは、デフォルトで"ThisProject"に保存される。例えば、Word2000 のセキュリティが、署名のないマクロの実行を可能(設定:中 または低の場合)にするような値に設定されている場合、このような、クラス感染型ウイルスは Word 97 以降のバージョンの SR-1 リリース上でも Word 文書に自己複製が可能。

Word 文書からこのウイルス コードを実行すると、Word 97、Word2000、Excel2000 のマクロ警告機能が無効になり、Word のメニュー オプション[ツール]→[マクロ]が使用不可になる。このマクロ ウイルスは、通常 Word の normal.dot ファイルに感染し、その後に開いた全ての文書に感染する。このウイルス コードが Word 上でアクティブになると必ず、開いた Microsoft Project セッションがあるかどうかを検査するが、この クラス感染ルーチンが作動できるのは、最新バージョンの MS Project98 上だけである。開いた Project98 セッションを発見すると、機能を作動させないというプロジェクトを追加し、そのウイルス コードをセッションに移動させ、直ちにアクティブになる。この方法で MS Project98 のマクロ警告機能を簡単に無効にする。その後、開いた Project ファイルをすべてチェックし、感染していないファイルを発見すると、そのファイルを感染させる。感染したプロジェクトを終了、最小化させるときも同じ処理がおこなわれるため、Project アプリケーション内での感染がさらに広がることになる。MS Project のグローバル テンプレートには感染しないが、すべての Project セッション中に常駐することはない。ウイルス コードが Project98 から起動すると必ず、Word の normal.dot ファイルに感染する。このため、Word と Project98 を動作させるシステムがこのウイルスに感染した場合、両方のアプリケーションに対してウイルスチェックをおこなう必要がある。