ウイルス情報
このウイルスは "In the Wild" として1998年12月に、初めてワイルドリストに登録された。
このウイルスは、Word 97 の文書に感染し、Word 97 のマクロ警告機能をオフにする。このマクロウイルスは Word の NORMAL.DOT ファイルに感染する。W97M/ColdApe.A は、ThisDocument というモジュールで構成される。
このウイルスは、自己検査として"AVM"という文字列を検索する。一行目に"AVM"の文字列が存在する文書(および NORMAL.DOT)は、ColdApe の亜種には感染しない。以下はその例。
Sub KeepSafe()
'AVM
End Sub
W97M/ColdApe.A は、Windows のレジストリに以下を追加する。
HKEY_USERS\.Default\Software\VB and VBA Program
Settings\Office\8.0\AVM-DC="6"
この値 (ここでは6)は、曜日に基づいた可変値である。
さらに、WSH (Windows Scripting Host) がインストールされていれば、"A4.VBS" と"HAPPY.VBS" (どちらも Visual Basic スクリプト ファイル)を落とし込み、ユーザが気づかないうちにそれらを起動する。
HAPPY.VBS はそれ自体が、寄生的な visual basic スクリプト ウイルスであり、以下の文字列を含んでいる。
' Nick "The Love Monkey" Virus Package by ALT-F4 and
ALT-F11 for the Alternative Virus Mafia
この“スクリプト ウイルス”は、自らを別の visual basic スクリプト ファイルに付着させる。
A4.VBS は以下の文字列を含む visual basic スクリプトである。
Dear Nicky... my name is and I want to make hot monkey love with you. You anti-virus stud!
これはウイルスではなく、ColdApe の発病ルーチンの一部である。このスクリプトが、被害者の IP アドレスと上記のテキストをavm@nym.alias.net とウイルス対策研究員の Nick FitzGerald 氏に電子メール送信する。