ウイルス情報

ウイルス名

Crash.A

Word Version6.x/7.x(Windows版、Macintosh版)で作動するマクロウイルスである。感染ファイルの構成マクロはAUTOCLOSE, AUTOEXEC, AUTONEW, AUTOOPEN, CRASH, EXTRASMAKRO, KILLDRV, ZEROである。自動マクロを使って発動するウイルスである。マクロはいずれもWord標準機能「実行のみ可能」で暗号化されている。つまりユーザーはウイルスマクロを表示することも編集することもできない。

ファイル・オープン時に以下のようなメッセージボックスを表示する。

-Microsoft WordX

This beta copy of Microsoft Word has expired.Please install the retail version or obtain an updated beta release from Microsoft


OK

(MicrosoftWordのぺータ・コピーの期限が終了しました。正式リテール版をインストールするか、あるいはMicrosoft発行の更新ベータ版を入手いただけるようおねがいいたします)

この後、発病マクロKILLDRVを発動しようとするが、バグのため 'WordBasic Err=75'というメッセージボックスが表示される。新規ファイル作成時には、以下のメッセージボックスが表示される。

-Greetings FromX

。。。。ウイウイウイCrAsH OvErRiDeイウウイウイ。。。。。


OK

そして新規文書に"CoolZero"という文字を挿入しつづける。この動きはESCキーを押すまで止まらない。

ドイツ語版でEXTRAS|MAKROコマンドが使われた場合、以下のメッセージボックスが表示される。

-Das darfst Du nichtX

XX Cool Zero XX


OK

感染システムでWordを起動すると、カーソルがバーに変わる。バーが表示されている時にメニュー・コマンドが選択されると、メニュー・アイテムが削除される。ユーザーはFILE|OPENツールバー・ボタンを選択肢、その後でキャンセルをヒットすればよい。こうすればカーソルはもとに戻る。ウイルスマクロの除去にはFILE|TEMPLATES-ORGANIZER (ドイツ語ではDATEI|DOKUMENTVORLAGE-ORGANISIEREN)を使えばよい。