-- 2009年11月25日更新 --
・emlファイルをコピーし、ネットワーク共有で見つかった実行ファイルに感染するW32/Chir.b@MMのサンプルが確認されました。
・W32/Chir.b@MMは、電子メールを使った拡散も可能な、いくつかのファイル形式をターゲットにするファイル感染ウイルスです。起動すると、すぐに以下の名前のMutexを作成します。
"ChineseHacker-2"
・これにより、同時にW32/Chir.b@MMの複数のインスタンスが実行されないようにします。次に、以下の名前を持つ純粋な感染プログラムのインスタンスをWindowsフォルダにドロップ(作成)します。
"runouce.exe"
・おとりとしてこのような名前が選ばれています。次に、以下のレジストリ値を作成して、再起動後も引き続き実行されるようにします。
"HKLM\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run - Runonce"
・上記のレジストリ値はW32/Chir.b@MMの実行ファイルを指しています。レジストリキーを守るため、レジストリキーを監視し、必要な場合に復元するスレッドを作成します。これらの動作の実行後、感染プログラムを起動し、感染するファイルがないか、ローカルディスクを検索します。感染するファイルは実行ファイルとhtmlファイルです。
・ローカルディスクを検索し、htmlファイルに感染する際、感染したhtmlを使用し、電子メールを介して拡散できるよう、同じフォルダに自身を格納したEMLファイルをドロップします。
・また、電子メールアドレスを抽出するため、ローカルドライブをスキャンしてwab、doc、xls、adcファイル、名前が「r.db」で終わるファイルを探し出します。ファイルが見つかると、base64形式で自身を格納した電子メールを作成し、抽出した電子メールアドレスに送信します。さらに、毎月1日には、W32/Chir.b@MMが見つけたdoc、xls、adc、*r.dbファイルの最初の4660バイトを上書きし、修復できないようにします。
・また、以下の通知メッセージを表示する可能性があります。