ウイルス情報

ウイルス名 危険度

DNSChanger.f

企業ユーザ: 低[要注意]
個人ユーザ: 低[要注意]
種別 トロイの木馬
最小定義ファイル
(最初に検出を確認したバージョン)
4993
対応定義ファイル
(現在必要とされるバージョン)
4996 (現在7628)
対応エンジン 4.4.00以降 (現在5600) 
エンジンバージョンの見分け方
情報掲載日 2007/03/30
発見日(米国日付) 2007/03/27
駆除補足 ウイルス駆除のヒント
概要 ウイルスの特徴 感染症状 感染方法 駆除方法

概要

・DNSChanger.fはNullsoft Installerで圧縮された他の不正なコーデックプログラムと一緒にインストールされることが確認されています。インストール時、インラインフックをNtdll.dllに作成して、マシンでの自身の存在を隠すユーザモードルートキットをドロップ(作成)します。自身を隠すだけでなく、デフォルトのDNSエントリを自身にとって望ましいDNSサーバに変更することがDNSChanger.fの主な目的です。

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ウイルスの特徴

-- 2007年3月29日更新 --

・以下のWebサイトで注目されたため、危険度を[低(要注意)]に変更しました。
http://news.com.com/2061-10789_3-6171460.html?part=rss&tag=2547-1_3-0-20&subj=news

・DNSChanger.fはユーザにコーデックがインストールされると思わせている間にインストールされます。EULAは表示されますが、ユーザがEULAに合意しなくてもインストールされます。EULAの本文は亜種によって異なるようです。以下のスクリーンショットはその一例です。このコーデックはDNSChanger.f.drという名前で検出されます。

・インストール時、DNSChanger.fはDNSサーバのアドレスを自身にとって好ましいDNSに変更します。

・たとえば、最近の亜種のアクセス先は85.255.115.46になっています。このIPを簡単に調べたところ、ウクライナのIPでした。

ルートキットについて

・コンポーネントを隠し、ウイルス対策ソフトウェアによって削除されないよう、Ntdll.dllの以下のAPIに対するインラインフックを作成します。

  • Function Name: ZwCreateThread
  • Function Name: ZwDeleteValueKey
  • Function Name: ZwQueryDirectoryFile
  • Function Name: ZwSetValueKey
レジストリの変更
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Winlogon\ System: "[ランダム].exe"
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Tcpip\Parameters\ NameServer: "85.255.115.46 85.255.112.154" (これは一例でIPが異なる場合があります)
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Tcpip\Parameters\ DhcpNameServer: "85.255.115.46 85.255.112.154" (これは一例でIPが異なる場合があります)
ファイルの追加
  • %sysdir%\[ランダム.exe] ~63KB

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以下の症状が見られる場合、このウイルスに感染している可能性があります。

・DNSサーバが変更され、信頼できないサーバでネットワーク活動が行われます。一部の亜種のIPアドレスは85.255.115.46です。

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感染方法

・「NetBrowserPro」という名前のアダルト系ブラウザを介してダウンロードされるDNSChanger.fと同じ型のトロイの木馬が報告されています。www.codecaddon.comからきちんとアダルトコンテンツを再生するため、コーデックがインストールされます。このコーデックと一緒にトロイの木馬がドロップされます。

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駆除方法

■現行のエンジンとウイルス定義ファイルを使用して、検出・駆除して下さい。

Windows ME/XPでの駆除についての補足

感染したマシンからDNSChanger.fを駆除する場合、TCPIPの変更が行われるため、注意する必要があります。コントロールパネルから、マシンのネットワークの設定を表示させ、以前のDNSの設定を復帰させます。変更後、以下の様なメッセージが表示されます。

修復を完了するには、Windowsのレジストリキーを元の値に変更する必要があります。変更されたインターフェースの設定は、以下のキーになります。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\
Tcpip\Parameters\Interfaces

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