・W32/Eyeveg.wormはネットワーク共有ワームで、バックドア機能やパスワード詐取機能があります。定義ファイル4232以降でヒュ−リスティックスキャンを有効にすると、New Malware.bとして総称で検出されます。このワームは、htmlファイルが添付されたスパムメールで届きます。この添付ファイルは、Microsoft Internet Explorerの脆弱性を悪用して、W32/Eyeveg.wormを落とし込みます(パッチファイルは、Microsoft MS02-015で入手できます)。
・W32/Eyeveg.wormが実行されると、Windows systemディレクトリ(%SysDir%)にランダムなファイル名で自身をコピーします。Windowsの起動時に自身を読み込むために、以下のレジストリキーを作成します。
- HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\
Run "random string" = "C:\WINNT\System32\(ランダムなファイル名).exe"
・有効なネットワーク接続を検索して、リモートマシンを探します。リモートマシンを発見した場合は、レジストリからそのマシンが通常使用するstartupフォルダを探索し、該当するフォルダにEXPLORE.EXEというファイル名で自身をコピーします。リモートマシンは、再起動するたびにW32/Eyeveg.wormを実行するようになります。
・ローカルマシンのデフォルトのSMTPサーバを探して、以下のアドレスにSMTPメールを送信します。
・送信する電子メールには、キャッシュに保存されたパスワード情報とプロキシサーバ情報が含まれています。
・以下のWebサイトからファイルを定期的にダウンロードします。
・ダウンロードしたファイルによって、以下のようなさまざまなバックドア活動を実行します。
- ファイルのアップロード
- プログラムの実行
- ファイルのコピー/削除/検索
- システム情報の取得