ウイルス情報

ウイルス名 危険度

W32/Gaobot.worm.z

企業ユーザ: 低
個人ユーザ: 低
種別 ウイルス
最小定義ファイル
(最初に検出を確認したバージョン)
4283
対応定義ファイル
(現在必要とされるバージョン)
4326 (現在7656)
対応エンジン 4.1.60以降 (現在5600) 
エンジンバージョンの見分け方
別名 W32.HLLW.Gaobot.AA (NAV):WORM_AGOBOT.R (Trend)
情報掲載日 03/09/02
発見日(米国日付) 03/08/31
駆除補足 ウイルス駆除のヒント
概要 ウイルスの特徴 感染症状 感染方法 駆除方法

ウイルスの特徴

・W32/Gaobot.worm.zは、定義ファイル4283以降で(圧縮実行ファイルのスキャンを有効にすると)、Exploit-DcomRpcウイルス(特定のウイルス名ではなく、総称です)として検出されます。

・定義ファイル4291(2003年9月3日発行)を使用すると、W32/Gaobot.worm.zとして検出されます。

・W32/Gaobot.worm.zは、以下の脆弱性を悪用して繁殖します。

・W32/Gaobot.worm.zが実行されると、%SysDir%ディレクトリに以下のファイル名で自身をコピーします。

  • SVCHOS1.EXE
  • RPCFIX.EXE
    (%SysDir%はSystemディレクトリです。例えば、C:\WINNT\SYSTEM32です。)

・以下のレジストリキーを追加して、システムの起動をフックします。

  • HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run
    "MS Config Loader" = SVCHOSl.EXE
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\RunServices
    "MS Config Loader" = SVCHOSl.EXE

・これまでの亜種と同様に、W32/Gaobot.worm.zはMSVCP60.DLLがなければ実行されません。MSVCP60.DLLは標準MS Visual C DLLで、このファイルがシステムに存在しない場合は、ワームは実行されません。

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以下の症状が見られる場合、このウイルスに感染している可能性があります。

・ターゲットマシンのポート22227が開いています。

・上記のレジストリキーとファイル名が存在します。

・TCPポート135(MS03-026関連)、およびTCPポート445(MS03-001関連)のトラフィックが増加します。

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感染方法

・W32/Gaobot.worm.zは、セキュリティが不十分なネットワーク共有で繁殖します。以下の有名な2つの脆弱性を悪用します。

・開いている共有で繁殖する場合、よく使われるユーザ名とパスワードのリストを用いて、パスワードで保護された共有に侵入を試みます。このリストには、典型的な、簡単なユーザ名とパスワードの組合せが含まれています。以下のような連続したキーを含むパスワードは使用しないでください。

  • qwerty
  • 012345
  • xyz
    (またはこれらの組合せ)

・ターゲットマシンでW32/Gaobot.worm.zが実行されるとIRCボットとしても機能し、リモートのIRCサーバのチャネルに参加します。

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駆除方法

■指定のエンジンとウイルス定義ファイルを使用して、検出・駆除して下さい。

システムスタートアップをフックするためのシステムレジストリ、INIファイルの修正は、推奨エンジン/ウイルス定義ファイル以上を使用した場合は正常に駆除されます。

Windows ME/XPでの駆除についての補足

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