・検出範囲が拡大され、nato.pifという名前の32ビットのPEファイルも検出できるようになりました。ファイルサイズは53760バイトで、ファイルはupxで圧縮されています。
・nato.pifファイルを手動で実行すると、nato.docという名前のファイルをドロップ(作成)して開きます。このファイルはWord v8/9のドキュメントです。ファイルサイズは51712バイトです。ファイルには政治的な内容が含まれていますが、ウイルスのマクロやモジュールは組み込まれていません。注目を集めることが主な目的です。
・さらに2つのファイルがシステム上に隠されます。1つはsysconnect.dllという名前のファイルで、ファイルサイズは28672バイトです。もう1つはwinmgmt.dllという名前のファイルで、ファイルサイズは8704バイトです。winmgmt.dllはキーボードにフックするファイルで、キー入力を記録して、ユーザ名、パスワードといった情報を収集します。sysconnect.dllにはメールルーチンが組み込まれています。収集したキーボードのデータをロシアの電子メールアドレスに送信します。ここでは正確なアドレスはあえて記載しません。
・.docファイルはtempフォルダに格納され、2つの.dllファイルは、たとえばWindows 2000システムの場合、%windows\%system32に格納されます。
- c:\Documents and Settings\Username.Domainname\Local Settings\Temp\nato.doc
- c:\WINNT\system32\sysconnect.dll
- c:\WINNT\system32\winmgmt.dll
・以下のレジストリを改変します。
- HKCR\CLSID\{16進数}\InprocServer32 "(デフォルト)"
- 次のデータを使用して改変: c:\winnt\system32\sysconnect.dll
- HKCR\CLSID\{16進数}\InprocServer32 "ThreadingModel"
- 次のデータを使用して改変: Apartment Software\Classes\CLSID\{%s}\ InprocServer32
ID:%.2x%.2x%.2x%.2x%.2x% \nato.doc SysC
- HKLM\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Installer
"InstallerParameters"
- 次のデータを使用して改変:複数の16進数
- HKLM\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\
ShellServiceObjectDelayLoad "SysConnect"
- 次のデータを使用して改変:{16進数}