ウイルス情報
このウイルスは、VBS/Loveletter.aの亜種です。匿名でニュースグループに投げ込まれていました。
これはウイルス性を有するVBScriptウイルスです。以下のような形のEメールでユーザーの元に届きます。
件名: "Dangerous Virus Warning"
本文: "There is a dangerous virus circulating. Please click attached picture to view it and learn to avoid it"
添付ファイル:"virus_warning.jpg.vbs"
ユーザーが添付ファイルを実行した場合、このウイルスはWindows Scripting Hostを用いて発動します。Windows Scripting Hostは、通常、Internet Explorer v5がインストールされているWindows9x, NTにのみ導入されています。
このウイルスが発動すると、Loveletterウイルスは以下の場所に自分自身のコピーを落し込みます。
WINDOWS\SYSTEM\MSKERNEL32.VBS
WINDOWS\WIN32DLL.VBS
WINDOWS\SYSTEM\virus_warning.jpg.vbs
また以下のレジストリキーを追加し、システム起動時に自分自身を起動させようとします。
HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion
\Run\MSKernel32=WINDOWS\SYSTEM\MSKernel32.vbs
HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion
\RunServices\Win32DLL=WINDOWS\Win32DLL.vbs
このウイルスは、ホストシステムに接続されているすべてのドライブを走査し、以下の拡張子のファイルを自分自身のコピーと置換し、さらにオリジナル・ファイル名に拡張子.VBSを追加します。
*.JPG
*.JPEG
つまりPICT.JPGファイルは、PICT.JPG.VBSというファイル名になります。このファイルにはウイルスが内蔵されていることになります。
またこのウイルスは以下のファイルを自分自身で上書きし、ファイル名を *.VBSに置き換えます。
*.CSS
*.DOC
*.GIF
*.HTA
*.HTM
*.HTML
*.JS
*.JSE
*.SCT
*.TXT
*.VBE
*.VBS
*.WAV
*.WSH
*.XLS
またこのウイルスは以下のファイルタイプのインスタンスを捜索し、
*.MP3
*.MP2
見つかった場合は、隠し属性を付加し、拡張子に.VBSを付与します。例えば2PAC.MP3のようなファイルがあった場合、それは隠しファイル2PAC.MP3.VBSに変更されます。
このウイルスは、Urgent_virus_warning.htmというファイルを作成します。このファイルにはウイルス自体が含まれています。またシステムにIRCクライアントがインストールされている場合、このファイルがIRCチャンネルに送付されます。この動作は、ウイルスがSCRIPT.INIファイルを置きかえることにより実行されます。
このファイルのタイトルは"Dangerous Virus Warning".というもので、内容は以下のような物です。
To view the picture please follow the instructions
Select [YES] for your viewing pleasure
Yesを選択した場合、ファイル内のウイルスコードScriptが発動します。
しばらくの休止時間の後、このウイルスはMicrosoft Outlookを用いて、自分自身をアドレスブック内のすべての宛先に送付します。このメールは最初に受信したものと内容は同一です。
またInternet Explorerのスタートページ設定を書き換えて、Tucows.com から"E-Mail Remover"というプログラム(ファイル名:"SETUP24.EXE")をダウンロードさせようとします。これは正常なプログラムであり、トロイの木馬ではありません。このプログラムの詳細は、このリンクから参照できます(英文)。
| VirusScanによる駆除方法 | 駆除の方法VirusScanでVBS/Loveletter(およびその亜種)を検出した場合、「駆除」ボタンを押せばVBS/Loveletterワームが駆除されます。 駆除の内容- VirusScanが検出したワームファイルが削除されます。
(例:MSKERNEL32.VBS, WIN32DLL.VBS, LOVE-LETTER-FOR-YOU.TXT.VBS) ワームファイル削除時に、レジストリ内容も削除されます。 (例: WINDOWS\WIN32DLL.VBS を駆除した時に、 HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\ CurrentVersion\RunServices\Win32DLL=WINDOWS\Win32DLL.vbsが削除されます。) 注:- インターネットエクスプローラのスタートアップ・ページについては以下の手順で復帰させてください。
「ツール」→「インターネットオプション」を表示し、「全般」タブの中の「ホームページ」の「アドレス」欄を、お客様の設定したいたアドレスに書き換え、最後に「OK」をクリックしてください。 - 駆除を行った際、駆除エラーと表示されることがありますが、実際には駆除は行われています。
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