ウイルス情報

ウイルス名 危険度

Morcut.a

企業ユーザ: 低
個人ユーザ: 低
種別 トロイの木馬
最小定義ファイル
(最初に検出を確認したバージョン)
6815
対応定義ファイル
(現在必要とされるバージョン)
6816 (現在7634)
対応エンジン 5.4.00以降 (現在5600) 
エンジンバージョンの見分け方
情報掲載日 2012/08/30
発見日(米国日付) 2012/08/27
駆除補足 ウイルス駆除のヒント
概要 ウイルスの特徴 感染症状 感染方法 駆除方法

概要

・Morcut.aはリムーバブルドライブ、スマートフォンを介して拡散し、自身をVMwareのイメージにコピーできるワームです。感染したシステムの情報を盗み出すことができます。

  • Symantec - W32.Crisis
  • TrendMicro - WORM_MORCUT.A
  • Microsoft - Worm:Win32/Boychi.A

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ウイルスの特徴

・実行時、ユーザプロファイルのlocal settingsフォルダにフォルダを作成し、複数のコンポーネントとデータファイルをドロップ(作成)します。

  • %UserProfiles%\Local Settings\jlc3V7we

・ドロップされたデータファイルにはランダムな名前が付けられます。一例は以下のとおりです。

  • HDtz0yHT9HyHVeEmVbf99TEEfET.C8U
  • HDtz0yHT9VyHVeEmVbf9bSVGkeG.C8U
  • HDtz0yHT9VyHVeEmVbf9XEFS0EH.C8U

・また、メインのコンポーネントファイルもランダムな名前でドロップされます。

  • 40CWzTk3.8W2
  • jYzNydZT.XNP

・起動時にMorcut.aのコンポーネントが自動的にロードされるよう、ランダムな名前のレジストリ項目が作成されます。

  • HKCU\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run
    *J7PugHy = "C:\WINDOWS\system32\rundll32.exe "%userprofile%\LOCALS~1\jlc3V7we\IZsROY7X.-MP",F1dd208"
(%UserProfile%はWindowsのユーザプロファイルフォルダ。例:C:\Documents and Settings\ユーザ)

・マシンへのインストールに成功すると、複数のプログラムに自身を挿入し、感染したユーザの活動を監視し、ファイル、動作中のコンポーネント、レジストリ項目を隠します。自身を挿入するアプリケーションには、以下のような人気のあるアプリケーションが含まれます。

  • Skype
  • MSNメッセンジャー
  • Firefox
  • Internet Explorer
  • Yahoo Messenger
  • Google Talk
  • Paltalk
  • Trillian
  • Chrome

・Morcut.aは、上記のプログラムの活動の追跡に加えて、攻撃者が以下の動作を監視、制御できるようにします。

  • マウスの位置
  • 内蔵Webカメラおよびマイク
  • クリップボードの内容
  • キー入力
  • 実行中のアプリケーション
  • Webアドレス
  • スクリーンショット
  • カレンダーのデータおよびアラート
  • デバイスの情報
  • アドレス帳の連絡先の情報

・以下を介して拡散できます。

  • スマートフォン
  • USBリムーバブルドライブ

・また、自身をVMwareのイメージにコピーできます。

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以下の症状が見られる場合、このウイルスに感染している可能性があります。

  • 上記のファイルが存在します。

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感染方法

  • リムーバブルドライブおよびスマートフォンを介して拡散できます。
  • 別のマルウェアによってドロップされます。

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駆除方法

全ての Windows ユーザー

脅威と危険と思われる要素を取り除くため、サポートされているすべてのWindowsに対して以下の処置を行ってください。
  1. システムリストアを無効にしてください。
  2. 脅威の検出・駆除のために最新のエンジンとDATにアップデートしてください。
  3. Complete system scanを実行してください。
    システムスタートアップをフックするためのシステムレジストリ、INIファイルの修正は、推奨エンジン/ウイルス定義ファイル以上を使用した場合は正常に駆除されます
  4. 回復コンソールでクリーンなMBRに修復してください。

Windows XPの場合

CD-ROM ドライブに Windows XP CD-ROM を挿入し、コンピュータを再起動します。
「セットアップの開始」 画面が表示されたら、R キーを押して回復コンソールを起動します。
対象となるWindowsのインストールを選択し、管理者パスワードを入力してください。
マスタ ブート レコードを修復するfixmbrコマンドを発行します。
画面上の指示に従ってください。
CD-ROM ドライブからCDを取り出しリセットしてください。


Windows Vista および 7 の場合

CD-ROM ドライブに Windows CD-ROM を挿入し、コンピュータを再起動します。
「コンピュータを修復する」をクリックします。
[システム回復オプション] ダイアログ ボックスで、[コマンド プロンプト] を選択します。
マスタ ブート レコードを修復するbootrec /fixmbrコマンドを発行します。
画面上の指示に従ってください。
CD-ROM ドライブからCDを取り出しリセットしてください。

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