ウイルス情報ウイルス情報| 危険度 | 低 | | 対応定義ファイル | 4002 (現在7084) | | 対応エンジン | (現在5.4.00) エンジンバージョンの見分け方 | | 別名 | Stoned.Michelangelo, Stoned.Michelangelo.A | | 亜種 | Michelangelo.A, Michelangelo.B, Michelangelo.C, Michelangelo.D, Michelangelo.E, Michelangelo.S | | 発見日(米国日付) | 91/04/01 | |
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Michelangeloは、メモリー常駐型ウイルスで、マスタブートレコード(MBR)およびブートセクタに感染する。Stoneウイルスに基いているが、その振る舞いは大きく異なる。
感染すると、システムメモリーの最上位で、DOSの640K境界以下に常駐するようになる。また、割り込み12のリターンを移動して、メモリー内のMichelangeloが上書きされないようにする。元のMBRは、ハードディスク上のサイド0、シリンダ0、セクタ7に移動される。
Michelangeloは、いったんメモリーに常駐すると、ディスケットがアクセスされた場合にそのディスケットのブートセクタに感染する。また、ユーザがハードディスク上のファイルにアクセスしようとすると、そのハードディスクのMBRに感染する。
360Kの5.25インチディスケットの場合、ウイルスは、元のブートセクタをルートディレクトリの最後のセクタであるセクタ11に移動する。1.2Mの5.25インチディスケットの場合、元のブートセクタは、ルートディレクトリの一部であるセクタ28に移動される。このときから、元のブートセクタがルートディレクトリに常駐するため、ルートディレクトリの上書きされたセクタにもともとあったエントリはすべて失われる。
Michelangeloは、3月6日にトリガされる。この日付になると、発病ルーチンは、任意のデータをランダムな文字で上書きして、システムのハードディスクを再フォーマットする。この現象は、最初の250シリンダの最初の4サイドから、最初の17セクタ、すなわち約8 MBに渡って発生する。
DOS CHKDSKプログラムが示すように、システムメモリーおよび使用可能な空きメモリーの合計は、通常2,048バイト減少する。
MBRやブートセクタに感染するウイルスが、コンピュータに感染する唯一の原因は、感染したフロッピーディスクを使用してブートを試みることである。ディスケットのブートセクタには、そのディスケットがブート可能かどうかを判断し、"Non-system disk or disk error"というメッセージを表示するためのコードがある。このコードが、感染を隠蔽してしまう。この非システムディスクエラーメッセージが表示されるまでには、感染が行われている。ウイルスはいったん発動すると、ハードドライブのMBRに感染し、メモリーに常駐するおそれがある。その後、ブートが行われるたびに、ウイルスはメモリーにロードされて、そのマシンからアクセスしているフロッピーディスクに感染しようとする。