ウイルス情報
ハードディスクでは、このウイルスは、パーティションセクタ(シリンダ0、ヘッド0、セクタ1)に感染し、追加のウイルスコードをセクタ3、4、および5に格納する。
フロッピーディスクでは、ブートセクタに感染し、フロッピーディスク上の追加トラック[トラック80]をフォーマットして、そこに追加のウイルスコードを格納する。
Molochは、3KBのDOSメモリを使用する。また、割り込み08h(タイマ)、10h(ビデオ)、および21h(DOSサービス)に中間介入する。
1996年の春に初めて発見されたこのウイルスは、数種あるポリモフィック型ブートセクタウイルスの1つである。パーティションセクタおよびフロッピーディスクのブートセクタ内のコードは可変である。
このウイルス内には、次のテキストが暗号化されている。
OH-MY-GOD! Moloch (tm) is here!
Molochは、SquiBoyzの商標である。
また、このウイルスには、トリガされたときにサウンド効果を作成するいくつかのコードが存在する。
Molochは、CMOSを変更して、PCが常にドライブCからブートされるようにすることで、通常のクリーンブートをひそかに攻撃しようとする。クリーンブートを試みる前に、CMOSを変更して、PCが必ずドライブAからブートされるようにする必要がある。
感染したフロッピーディスクを使ってPCをブートした場合のフロッピーディスクのブートセクタ、およびハードディスクのパーティションセクタ。