ウイルス情報
新種ウイルスW97M/Melissa.Vへの対応のお知らせ(99/10/14)
Meliisaの亜種につき米国などで被害が報告されています。ウイルス・メール送付の他に、ファイルやディレクトリを削除するという発病を有しています。なお現時点では、このウイルスの日本での被害報告はありません(弊社調べ)。
このウイルスは、"MP"という単一マクロ・モジュールから構成されています。文書オープン時に、グローバル・テンプレートに感染します。
Word2000では、マクロが動作可能になるよう、マクロ・セキュリティ・レベルが最小に変更されます。文書がウイルス感染した場合、まず"HKEY_CURRENT_USER\Software\ Microsoft\Office\"のレジストリ値が、"mp?"キーおよび"... by 22"値になっているかどうか検査されます。これが存在していなかった場合、Outlookが開始され、Eメールメッセージが作成されます。メールの「件名」は、"My Pictures"という語に、Word97または2000で使われている登録ユーザー名(例:John Doe)を連結させたものになります。メール本文には何も書かれませんが、ウイルス感染文書が添付ファイル付属されます。このメールはアドレスブックの最初の40アドレスに向けて送付されます(アドレスにはグループアドレスが含まれている場合もあります)。Eメールメッセージの送付が完了すると、レジストリ値が上記の値に改変されます。
このウイルスには発病ルーチンがあり、感染ルーチンの完了後に、ルートおよび割り当てドライブのファイルおよびディレクトリを消去しようとします。消去は、"M:\", "N:\", "O:\", "P:\", "Q:\", "S:\", "F:\", "I:\", "X:\", "Z:\", "H:\", "L:\"の順に行われます。また、"Please Check Your OutLook Inbox E-Mail !"というメッセージボックスが表示され、これに「OK」と答えると、オープン文書に対し、"Hint: Get Norton 2000 not McAfee 4.02"というテキストが挿入されます。
以下の現象が発生している場合、このウイルスに感染している恐れがあります。
- 文書オープン時のマクロ警告
- グローバル・テンプレートのサイズ増加
- NORMAL.DOT変更の可否確認が求められる。
- 上記のようなEメールが届けられたことにつき、他のユーザーから不審がられる。
対処方法
| エンジンバージョン4以上の場合 |
| 最新のDATファイルとExtra.DATを組み合わせれば検出と駆除が可能です。 注: | エンジンバージョンv.4.0.25以降:VirusScan 3x 4.0.2b以降VirusScan 9x 4.0.3以降VirusScan NT 4.0.3b以降Netshield NT 4.0.3b以降Groupshield Exchange 4.0.3以降Groupshield Notes 4.0.2以降WebShield SMTP 4.0.3.1以降 | 検出、駆除が可能 | | エンジンバージョンv.4.0.02以前: | 検出が可能 |
エンジンバージョンの見分け方DATファイルのダウンロード Extra.DATのダウンロード 正式DATファイルでは4049より対応します |