・W32/Mimail.e@MMは、定義ファイル4301でW32/Mimail.gen@MM(特定のワーム名ではなく、ワームの総称です)として検出されます。W32/Mimail.e@MM は、W32/Mimail.c@MM に非常によく似ています。
・W32/Mimail.e@MMは大量メール送信型ワームです。.ZIPファイルで繁殖し、サービス拒否攻撃を仕掛けます。
・W32/Mimail.e@MMの主な特徴は以下のとおりです。
- メッセージを作成する、自身のSMTPを内臓
- Zip形式の添付ファイルで自身を送信
- ローカルマシンから電子メールアドレスを収集
- リモートサーバへ大量の(ゴミ)データを送信:DoS(サービス拒否)攻撃(下記参照)
・圧縮ファイルのスキャンを常時有効にしてください。
電子メールを介した繁殖
・W32/Mimail.e@MMは、ターゲットマシンから電子メールアドレスを収集します。W32/Mimail.e@MMは、以下の拡張子をもつファイルから抽出したアドレスは無視します。
- avi
- bmp
- cab
- com
- dll
- exe
- gif
- jpg
- mp3
- mpg
- ocx
- pdf
- psd
- rar
- tif
- vxd
- wav
- zip
・W32/Mimail.e@MMは、%WinDir%ディレクトリ(例:c:\windows)のEML.TMPファイルに収集したアドレスを書き込みます。AVERTのテストでは、W32/Mimail.e@MMは有効アドレスの識別があいまいなため、無効な宛先にメッセージを送信する可能性が高いと考えられます。
・W32/Mimail.e@MMは、自身のSMTPエンジンを使用して、以下のような電子メールメッセージを送信します。
件名: don't be late!(この後に、スペースとランダムな文字)
Attachment : readnow.zip(10,912バイト。10,784バイトのreadnow.doc.scrファイルを含む)
本文:
Will meet tonight as we agreed, because on Wednesday I don't think I'll make it,
so don't be late. And yes, by the way here is the file you asked for.
It's all written there. See you.
(件名の末尾と同じランダムな文字)
・送信メッセージの送信者は、以下のように偽造されます。
- john@(ターゲットドメイン.com)
例:
- john@abc.com
- john@xyz.com など
・W32/Mimail.e@MMは、これまでに発見された亜種と同様に、大量メール送信ルーチン実行時に、(収集した)ターゲットアドレスのドメインをメールサーバにクエリーします。その後、SMTPサーバを介して、メッセージを送信します。W32/Mimail.e@MMは、ハードコード化されたIPアドレス(212.5.86.163)を含んでいます。
サービス拒否
・W32/Mimail.e@MMは、大量のデータをリモートサーバ(ポート80とICMP)へ送信します。www.google.comに接続して、接続がアクティブかどうかを確認します。接続がアクティブな場合は、以下のドメインに対してサービス拒否攻撃を開始します。
- spews.org
- spamhaus.org
- spamcop.net
- www.spews.org
- www.spamhaus.org
- www.spamcop.net