ウイルス情報

ウイルス名

Monkey

危険度
対応定義ファイル 4002 (現在7628)
対応エンジン  (現在5600) 
エンジンバージョンの見分け方
別名 Empire.Monkey, Stoned Empire Monkey, Stoned.Monkey
亜種 Monkey.A, Monkey.B, Stoned.Empire.Monkey.B
発見日(米国日付) 92/10/01


Monkeyは、メモリー常駐型ウイルスで、ハードディスクのマスタブートレコード(MBR)およびディスケットのブートセクタに感染する。また、ステルス型ウイルスでもあり、メモリーに常駐すると、ハードディスクおよびディスケットへの感染を隠蔽する。

Monkeyウイルスに感染したディスケットを使って初めてシステムがブートされたときに、このウイルスは、メモリーに常駐するようになり、ハードディスクのMBRにも感染する。また、割り込み12のリターンを9FC0に移動する。システムのハードディスク上では、ウイルスコードからなる1つのセクタをサイド0、シリンダ0、セクタ3に書き込み、このセクタを指すようにMBRを変更する。また、MBRを暗号化し、ハードディスクの3番目のセクタにそれを再配置する。

Monkeyは、いったんメモリーに常駐すると、書き込み保護が設定されていないディスケットが感染システムからアクセスされた場合に、そのディスケットに感染する。

Monkeyウイルスは、1992年10月に受信された。これは、メモリー常駐型ウイルスであり、ハードディスクのマスタブートセクタ(パーティションテーブル)およびディスケットのブートセクタに感染する。また、ステルス型ウイルスでもあり、メモリーに常駐すると、ハードディスクおよびディスケットへの感染を隠蔽する。Monkeyウイルスに感染したディスケットを使って初めてシステムがブートされたときに、このウイルスは、メモリーに常駐するようになり、ハードディスクのマスタブートセクタにも感染する。DOS CHKDSKプログラムが示すように、システムメモリーと使用可能な空きメモリーの合計は、1,024バイト減少する。このウイルスは、割り込み12のリターンを9FC0に移動する。システムのハードディスク上では、ウイルスコードからなる1つのセクタをサイド0、シリンダ0、セクタ3に書き込み、このセクタを指すようにマスタブートセクタを変更する。Monkeyは、いったんメモリーに常駐すると、書き込み保護が設定されていないディスケットが感染システムからアクセスされた場合に、そのディスケットに感染する。360Kの5.25インチディスケットの場合、このウイルスは、ウイルスコードからなるセクタを、ルートディレクトリの最後のセクタであるセクタ11に書き込んで、ブートセクタを変更する。1.2Mの5.25インチディスケットの場合は、ウイルスコードからなるセクタをセクタ28(同じくルートディレクトリの最後のセクタ)に配置する。上書きされたディレクトリセクタに、もともとディレクトリエントリが存在していた場合は、対応するファイルがアクセス不能になる。Monkeyは、ステルス型ウイルスであり、メモリーに常駐すると、システムのハードディスク、ディスケットのいずれにおいても検出することはできない。さらに、書き込み保護が設定されたクリーンなシステムディスケットを使ってシステムをブートした後に、システムのハードディスクはアクセス不能になり、"Invalid drive specification"というメッセージが表示されるので、ウイルスの除去は阻止される。Norton Disk Doctorを使用すると、マスタブートセクタを再構築して、システムのハードディスクからMonkeyウイルスを除去することができる。DOS SYSコマンドを使用して、感染したシステムディスケット上のブートセクタを置換することができる。

システムメモリーと使用可能な空きメモリーの合計は、1,024バイト減少する。360Kの5.25インチディスケットの場合、このウイルスは、ウイルスコードからなるセクタをルートディレクトリの最後のセクタであるセクタ11に書き込んで、ブートセクタを変更する。1.2Mの5.25インチディスケットの場合、ウイルスコードからなるセクタをセクタ28(同じくルートディレクトリの最後のセクタ)に配置する。上書きされたディレクトリセクタに、もともとディレクトリエントリが存在していた場合は、対応するファイルがアクセス不能になる。

感染していないシステムディスケットを使ってブートした後にC:ドライブにアクセスすると、次のメッセージが表示される。

"Invalid drive specification"

また、ディスケット上のディレクトリも破壊されるおそれがある。

MBRやブートセクタに感染するウイルスが、コンピュータに感染する唯一の原因は、感染したフロッピーディスクを使用してブートを試みることである。ディスケットのブートセクタには、そのディスケットがブート可能かどうかを判断し、"Non-system disk or disk error"というメッセージを表示するためのコードがある。このコードが、感染を隠蔽してしまう。この非システムディスクエラーメッセージが表示されるまでには、感染が行われている。ウイルスはいったん発動すると、ハードドライブのMBRに感染し、メモリーに常駐するおそれがある。その後、ブートが行われるたびに、ウイルスはメモリーにロードされて、そのマシンからアクセスしているフロッピーディスクに感染しようとする。