・MultiDropper-JWはトロイの木馬で、ターゲットマシンに悪質なソフトウェアをドロップ(作成)します。MultiDropper-JWは、以下の複数のコンポーネントで構成されます。
・HTMLファイルは、暗号化されたVBSスクリプトを含んでいます。このHTMLファイルは、添付ファイルとしてスパムメールで送信されました。
- EXCHANGERS.ZIP(10,209バイト):以下のファイルを含む
- EXCHANGERS.HTM(18,364バイト)
・このHTMLファイルを開くと、以下のページが表示されます。
・HTMLファイル内のVBSは、上記のエンジン/定義ファイルでVBS/MultiDropper-JW.genとして検出されます。このVBSスクリプトは、ターゲットマシンに以下のEXEファイルをドロップ(作成)して、実行します。
・NOTEPAD.EXEファイルは、上記のエンジン/定義ファイルでMultiDropper-JWとして検出されます。NOTEPAD.EXEファイルが実行されると、以下の別のEXEファイルをドロップ(作成)します。
- %WinDir%\USERINIT.EXE(14,336バイト)
・%WinDir%\USERINIT.EXEファイルも、上記のエンジン/定義ファイルでMultiDropper-JWとして検出されます。%WinDir%\USERINIT.EXEファイルが実行されると、ターゲットマシンに別のトロイの木馬をドロップ(作成)します。
- %WinDir%\CSRSS.EXE(11,264バイト)
・CSRSS.EXEファイルは、上記のエンジン/定義ファイルでStartPage-CGとして検出されます。
注:Windows systemディレクトリには、CSRSS.EXEというファイル名の正規のシステムファイルが存在します。
・システムの再起動時にトロイの木馬CSRSS.EXEファイルをドロップ(作成)/実行するために、以下のレジストリキーを改変します。
- HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows NT\
CurrentVersion\Winlogon "userinit"
改変前:
改変後:
・さらにトロイの木馬StartPage-CGが、Internet Explorerのセキュリティ設定を変更します。以下のキー値を変更します。
- HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\
CurrentVersion\Internet Settings\Zones\3
・以下のキー値も、すべて"0x00000000"に設定します。
- "1001"
- "1004"
- "1200"
- "1201"
- "1405"
- "1406"