ウイルス情報

ウイルス名

W97M/Mck_f

危険度
対応定義ファイル 4054 (現在7656)
対応エンジン  (現在5600) 
エンジンバージョンの見分け方
発見日(米国日付) 99/11/12


これは Word 97 の文書に感染するウイルスである。Word 97 の SR-1 リリースでの自己複製はできない。Word 97 のマクロ警告機能をオフにする。このウイルスは"Bungo"というウイルスで構成される。ウイルス作成キットを使って作成されたウイルスであり、ポルモルフィック性を有する。

このウイルスは、"autoexec" というサブルーチンによって Word97 を開くというシステム イベントをフックし、これによりこのウイルス コードを作動させる。その他、"autoopen"、"autonew"、"filesave"、"filesaveas"、"fileclose"というシステム イベントがフックされる。Word97 で同じメニュー アイテムの使用を試みると、このマクロ コードのルーチンが作動する。

毎時1分から30分の間に感染した文書を開き、このマクロ ウイルスが起動すると、発病ルーチンが発動し[すべて選択]→[切り取り]を使って文書からテキストを削除する。つまり、文書はまだ“クリップボード”に存在するため、[編集]→[貼り付け]あるいは[CTRL]+Vのいずれかで修復が可能。

Word97 のユーザ情報が以下の値に改変される。

名前 = "Lucky Warrior"
頭文字 = "LW"
住所 = "Bgy. Tiguib, O.E.S."

文書のプロパティは以下の値に改変される。

作成者 = "Lucky Warrior"
キーワード = "W97M/Bungo"
コメント = "More to come..."

以上の改変には、手動による修正が必要。

以下の症状があった場合には、本ウイルスに感染している恐れがある。 感染文書を開いた際のマクロ警告。グローバルテンプレートのサイズの増加。文書全体の削除”(上記参照)。