ウイルス情報

ウイルス名

Nutcracker

危険度
対応定義ファイル 4002 (現在7628)
対応エンジン  (現在5600) 
エンジンバージョンの見分け方
発見日(米国日付) 97/08/01


Nutcrackerは、ブートセクタウイルスであり、586システムでは機能しない。フロッピーおよびハードドライブのセクタを書き換えて、それらのセクタがデバイスドライバから読み取り不可能になるようにする。

このウイルスの振る舞いは複雑であり、ファイルおよびドライブセクタを破壊することも、暗号化することもある。このウイルスを除去してダメージを修復することを試みるよりも、再フォーマットしてバックアップから復元するほうが、おそらく賢明である。

MBRやブートセクタに感染するウイルスが、コンピュータに感染する唯一の原因は、感染したフロッピーディスクを使用してブートを試みることである。ディスケットのブートセクタには、そのディスケットがブート可能かどうかを判断し、"Non-system disk or disk error"というメッセージを表示するためのコードがある。このコードが、感染を隠蔽してしまう。システムディスクではないことを告げるこのエラーメッセージが表示されるまでには、感染が行われている。

ウイルスはいったん発動すると、ハードドライブのMBRに感染し、メモリ常駐型となるおそれがある。その後、ブートが行われるたびに、ウイルスはメモリにロードされて、そのマシンからアクセスしているフロッピーディスクに感染しようとする。