・PWS-Moneykeeperはリモートアクセス型トロイの木馬で、MSVCで作成されています。
・PWS-Moneykeeperにはパスワード詐取型のトロイの木馬の亜種もあるので、ファイル名は異なるかもしれません。
・PWS-MoneykeeperはWindows環境で機能するトロイの木馬で、パスワードの詐取やキーロギングに使用されます。感染したコンピュータからWebmoneyとシステムのパスワードを詐取して、作成者に送信します。
・PWS-Moneykeeperが実行されると、%Sysdir%ディレクトリにWscrt32.exeという名前で自身をインストールします。
・%Sysdir%ディレクトリには、キーロガーコンポーネント(MVSRCC.EXEファイル、およびWFMSCAR.DLLファイル)も落とし込みます。これらのファイルはシステムを検索して、ユーザのキーストロークを記録します。
・さらに、%Sysdir%ディレクトリにNSPDOT.EXEファイルを落とし込みます。このファイルは、ユーザアカウント情報を含んでいる可能性がある、特定のWebmoneyファイルを調べます。
(%Windir%は、Windowsディレクトリです。例えば、Windows 98システムではC:\WINDOWS、Windows NT4/2000/XPシステムではC:\WINNTです。)
(%Sysdir%は、Windows Systemディレクトリです。例えば、Windows 98システムではC:\WINDOWS\SYSTEM、Windows NT4/2000/XPシステムではC:\WINNT\SYSTEM32です。)
・以下のレジストリキーを追加して、システムの起動をフックします。
- HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Winlogon
"Shell" = "Explorer.exe C:\WINNT\System32wscrt32.exe "
- HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Winlogon
"Userinit" = "C:\WINNT\System32\wscrt32.exe "
・以下のレジストリキーを追加して、Windows NT/2000/XPシステムでサービス(Start、およびStaticVxD)を開始します。
- HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\VxD\WCR Values = "Start" and "StaticVxD"
- HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Control\MsCRT
・以下のようなシステム情報を収集します。
- OS
- マシン名
- マシンパスワード
- インストールされたアプリケーションとバージョン
- Webmoney情報
・上記の情報は、indll @ mail.ruに電子メールで送信されます。