・総称による検出:定義ファイル4253以降で4.2.40エンジンを実行している製品では、圧縮ファイルのスキャンを有効にすると、W32/Panoil.c@MMは“virus or variant W32/Generic.a@MM”(特定のウイルス名ではなく、ウイルスの総称です)として検出されます。
・定義ファイル4291以降ではW32/Generic.a@MMとして検出されます。
電子メールを介した繁殖
・W32/Panoil.c@MMはMicrosoft Outlookのアドレス帳にあるすべての宛先へ自身を送信します。
・以下のような電子メールが送信されます。
件名:
Contact Information
本文:
tries to repair the infected mail messages; removes messages in case they are unrepairable.
添付ファイル:Mail_Check.exe
インストール
・W32/Panoil.c@MMはターゲットマシンに次のファイルに自身をインストールします。
- C:\Mail_Check.exe
- %Windir%\Mail_Check.exe
(%WinDir%はWindowsディレクトリ)
・以下のレジストリキーを設定してシステムの起動をフックします。
- HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsft\Windows\CurrentVersion\Run\
"Mail_Check" = %WinDir%\Mail_Check.exe
・システムが再起動するたびにW32/Panoil.c@MMが実行されるように、以下のエントリが Win.iniファイルに追加されます。
- run="%Windir%\Mail_Check.exe"
・W32/Panoil.c@MMはマーカとして2つのレジストリエントリを作成して、マシンで実行されたかどうかを示します。
- HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Infected
"Name"="Panolili"
"Possessor"="0x06.0x15.0x06.0x09.0x0F.0x0C.0x0F.0x0C"
・W32/Panoil.c@MMはレジストリでInternet Explorerのスタートページの設定を改変して、トルコ共和国にある大学のWebサイトへ接続します。
- HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsft\Windows\CurrentVersion\Run\
"Start Page" = http :// www. ankara.edu.tr
・VBSスクリプトPaket.vbsがCドライブのルートへ落とし込まれます。VBSスクリプトはTurkish TelecomのWebサイトへのサービス拒否(DoS)攻撃を開始するコードを含んでいます。このスクリプトは定義ファイル4291でFDos-Panoilとして検出されます。