・Proxy-FBSRはターゲットマシン上でプロキシの機能を果たす悪質ソフトウェアとして検出されます。プロキシ型のトロイの木馬は、リクエストを行うシステムと送信先ホストの仲介者の役割を果たし、指定されたTCPポートでリクエストの受信待機を行います。次に、受信したリクエストを感染したシステムから送信先に送信します。さらに、送信先サーバからの応答を発信元のホストに転送します。
・Proxy-FBSRの作者や配布者は、このプロキシにより、感染したシステムを利用して身元を隠し、自分たちの素性や所在を明らかにすることなく、インターネットのさまざまな箇所に誘導できます。
・このようなプロキシは、匿名によるWebサーフィン、システムのハッキング、スパムのリレーに利用可能です。
・Proxy-FBSRには複数の亜種があり、以下の詳細はそのうちの1つの亜種に関するものです。ファイル名、レジストリキーの名前、ファイルサイズなどの詳細は亜種によって異なります。
・実行時、ターゲットマシン上のポートが開かれ、受信待機を行います。ポートの番号は亜種によって異なる可能性があります。AVERTが受け取った1つのサンプルではポート53201を使用していました。
・感染したマシンが再起動されるたびにプロキシを再起動するレジストリ項目が追加されます。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run "Services" = %トロイの木馬のパス% \Winuoa.exe
%トロイの木馬のパス%とは、トロイの木馬が実行される場所を指します。
・AVERTが受け取ったサンプルでは、ターゲットマシンへのインストールは確認されませんでした。それ以外の亜種については、WindowsまたはSystemディレクトリに自身をコピーしてインストールを行う可能性があります。