ウイルス情報

ウイルス名 危険度

Proxy-Thunker

企業ユーザ: 低
個人ユーザ: 低
種別 トロイの木馬
最小定義ファイル
(最初に検出を確認したバージョン)
4292
対応定義ファイル
(現在必要とされるバージョン)
4298 (現在7628)
対応エンジン 4.1.60以降 (現在5600) 
エンジンバージョンの見分け方
情報掲載日 03/09/08
発見日(米国日付) 03/09/03
駆除補足 ウイルス駆除のヒント
概要 ウイルスの特徴 感染症状 感染方法 駆除方法

ウイルスの特徴

・Proxy-Thunkerは、4.1.60スキャンエンジンと上記の定義ファイルを使用すると検出されます。ただしDLLが挿入されているので、再起動せずに修復するには、4.2.40エンジンを使用する必要があります。

・Proxy-Thunkerはトロイの木馬で、感染システムにオープンプロキシサーバを作成します。このサーバは、スパマー(スパムメール送信者)が匿名で電子メールメッセージを送信するのに使用され、ランダムなIPポートに作成されます。

・トロイの木馬のドロッパは、VBScriptドロッパファイル(real.htaというファイル名の可能性があります)が作成します。このスクリプトが実行されると、C:\ディレクトリにmsdos.exeファイル、またはwsysc.exeファイルを書き込み、実行します。この.exeファイルは、WINDOWS SYSTEMディレクトリ(%SysDr%)にwthunk32.dllファイルを落とし込みます。 以下のレジストリキー値を作成して、システムの起動時にこのDLLを読み込みます。

  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\
    ShellServiceObjectDelayLoad "OLE Automation Module" = 3F143C3A-1457-6CCA-03A7-7AA23B61E40F

・以下のレジストリエントリも作成します。

  • HKEY_CURRENT_USER\Software\Classes\CLSID\{3F143C3A-1457-6CCA-03A7-7AA23B61E40F}
  • HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{3F143C3A-1457-6CCA-03A7-7AA23B61E40F

・再起動時に、explorer.exeプロセスにwthunk32.dllファイルを挿入します。このDLLは、Webページ(IPアドレス64.246.60.83)にアクセスします。このWebページは、リモート攻撃者がエクスプロイトするために感染システムのさまざまなIPポートを開く指示をDLLに返します。

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以下の症状が見られる場合、このウイルスに感染している可能性があります。

・SYSTEM(c:\winnt\system32、またはc:\windows\system32)ディレクトリにwthunk32.dllファイルが存在します。

・システムが予期しないIPポートを聴取しています。または、SMTPメールを中継しています。

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感染方法

・トロイの木馬は自己複製せず、ユーザが「便利なファイル」を装った実行ファイルを手動で実行することで繁殖します。IRC、ピアツーピアネットワーク、ニュースグループへの投稿などを通じて配布されます。

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駆除方法

■指定のエンジンとウイルス定義ファイルを使用して、検出・駆除して下さい。

システムスタートアップをフックするためのシステムレジストリ、INIファイルの修正は、推奨エンジン/ウイルス定義ファイル以上を使用した場合は正常に駆除されます。

Windows ME/XPでの駆除についての補足

4.2.40エンジンを使うと、再起動無しに修復を行なえますが、それ以前のバージョンのエンジンを使用した場合は、修復には再起動が必要となります。

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