ウイルス情報

ウイルス名 危険度

W32/Payfor@M

企業ユーザ: 低
個人ユーザ: 低
種別 ウイルス
最小定義ファイル
(最初に検出を確認したバージョン)
4228
対応定義ファイル
(現在必要とされるバージョン)
4362 (現在7634)
対応エンジン 4.1.60以降 (現在5600) 
エンジンバージョンの見分け方
情報掲載日 03/06/30
発見日(米国日付) 03/06/26
駆除補足 ウイルス駆除のヒント
概要 ウイルスの特徴 感染症状 感染方法 駆除方法

ウイルスの特徴

・W32/Payfor@MはMicrosoft Outlookを介して繁殖する電子メールワームです。破壊的な発病ルーチンも含んでおり、文書を上書きし、ファイルを削除します。ウイルス内部にパスがハードコード化されているため、ポルトガル語版Windows(Cドライブ上)と、SymantecのNorton製品を実行しているシステムにのみ繁殖します。

・このワームはATENDIMENTO.DOC.EXEという名前の添付ファイルで届きます。添付ファイルが実行されると、C:\ARQUIV~1\NORTON~1ディレクトリ(大部分のシステムではこのフォルダは存在しません)に以下のファイルを作成します。

  • ATENDIMENTO.DOC.EXE
  • D.EXE
  • NAV.EXE
  • nav32.exe
  • nav-32.exe
  • payback.doc

・また、c:\WINDOWS\SYSTEM\NAV.EXEに自身をコピーし、以下のレジストリ実行キーを作成します。

  • HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\
    Run "NAV Agent-1" = C:\ARQUIV~1\NORTON~1\nav32.exe
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\
    Run "NAV Agent-2" = C:\ARQUIV~1\NORTON~1\nav-32.exe
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\
    RunServicesOnce "NAV Agent-" = C:\ARQUIV~1\NORTON~1\NAV.EXE
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\
    RunServicesOnce "NAV Agent-1" = C:\ARQUIV~1\NORTON~1\nav32.exe
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\
    RunServicesOnce "NAV Agent-2" = C:\ARQUIV~1\NORTON~1\nav-32.exe
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\
    RunServicesOnce "NAV Agent-x" = C:\WINDOWS\SYSTEM\NAV.EXE

電子メールを介した繁殖

・W32/Payfor@M はOutlookの受信トレイにある未読の電子メールを検索します。送信者のアドレスを取得し、それらのアドレスに以下のようなメッセージを送信します。

件名: 感染したコンピュータ名
本文: 感染したコンピュータ名
添付ファイル: ATENDIMENTO.DOC.EXE

その他の繁殖

・W32/Payfor@Mはアクセス可能なフォルダにATENDIMENTO.DOC.EXEというファイル名で自身をコピーします。その結果、ピアツーピアファイル共有繁殖が発生します(KaZaaおよびBearshareのようなプログラムはこのウイルスを共有します)。

破壊的な発病ルーチン

・W32/Payfor@Mはローカルシステム上にある.DOCファイルを以下のテキストで上書きします。

IT's Pay Back Day

・また、以下の拡張子を持つファイルを削除します。

  • .dbx
  • .doc
  • .doc
  • .exe
  • .mdb
  • .ocx
  • .pst
  • .xls

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以下の症状が見られる場合、このウイルスに感染している可能性があります。

・.DOCファイルが上書きされ、ファイルが削除され、上記のレジストリキーとファイルが存在します。

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感染方法

・W32/Payfor@Mは電子メールを介して繁殖します。ピアツーピアファイル共有アプリケーションを介して繁殖する可能性もあります。

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駆除方法

■指定のエンジンとウイルス定義ファイルを使用して、検出・駆除して下さい。

システムスタートアップをフックするためのシステムレジストリ、INIファイルの修正は、推奨エンジン/ウイルス定義ファイル以上を使用した場合は正常に駆除されます。

Windows ME/XPでの駆除についての補足

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