・PWS-Gamania.gen.gでは多くの亜種が検出されるため、ファイル名、レジストリキーなどの特徴は攻撃者の設定によって異なります。よって、ここでは一般的な特徴を説明します。
・実行時、Windowsのシステムディレクトリに以下のファイル名を使って自身のコピーをドロップ(作成)します。
- olhrwef.exe
- urretnd.exe
- uret463.exe
・亜種によって、上記以外のファイル名が使われる場合があります。
・さらに、Windowsのシステムディレクトリにパスワードスティーラコンポーネントをドロップします。このDLLコンポーネントには以下のファイル名が使われます。
- nmdfgds0.dll
- uweyiwe0.dll
- bgotrtu0.dll
- optyhww0.dll
- godert0.dll
- lhgjyit0.dll
- pytdfse0.dll
- dsetwem0.dll
・亜種によって、上記以外のファイル名が使われる場合があります。
・dllコンポーネントは有名オンラインゲームのゲームサーバの名前、プレーヤーのパスワード、PINの番号などの情報を収集します。この情報は、攻撃者の設定によって、事前に定義されたサイトにアップロードされる可能性があります。
・また、システム起動時に実行されるよう、以下のレジストリキーを作成します。
HKEY_Current_User\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run
[ランダムな値] = "[PWS-Gamania.gen.gのパスおよびファイル名]"
・以下のプロセスを終了します。
- LIVESRV.EXE
- VCRMON.EXE
- Update.exe
- CCSVCHST.EXE
- ALUSCHEDULERSVC.EXE
- luall.exe
- ASHDISP.EXE
- AVP.EXE
- prupdate.ppl
- AYAGENT.AYE
- AYUpdate.aye
- UFSEAGNT.EXE
- SfFnUp.exe
- UfUpdUi.exe
- AVGNT.EXE
- preupd.exe
- VSTSKMGR.EXE
- vsupdate.dll
- mcupdate.exe
- AVGRSX.EXE
- avgupd.exe
・また、すべてのリムーバブルデバイスに自身のコピーとAutoRun.inf構成ファイルをドロップして、リムーバブルデバイスから拡散できます。
・「Autorun.inf」は、ネットワーク共有ドライブ、ローカルフォルダ、フロッピードライブ、CD-ROMドライブを開いたとき、あるいはリムーバブルディスクドライブを挿入したときに、Windows OSに何らかの動作を実行するよう指示する、テキストベースの構成ファイルです。
・通常、この構成ファイルは便利な機能として使われますが、ユーザが何もしなくても自動的に拡散する悪質ソフトウェアを作成するため、悪質ソフトウェアの作者が悪用する場合が多くあります。
・ドロップされたファイルの名前はランダムで、以下の拡張子が使われます。