・PWS-Zbot.gen.tが実行されると、システムのさまざまな場所に自身をコピーします。
システムの改変
・以下のレジストリ要素が変更されます。
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Winlogon]
“Userinit” = "C:\WINDOWS\system32\userinit.exe, C:\WINDOWS\system32\sdra64.exe"
・上記のレジストリ項目により、自身をwinlogon.exeおよびuserinit.exeにフックし、自身の存在を隠します。
・以下のレジストリ要素が変更されます。
1. %SystemDir%\lowsec\local.ds
2. %SystemDir%\lowsec\user.ds
3. %SystemDir%\sdra64.exe
4. %WINDOWS%\Temp\3F.tmp
・以下のフォルダがシステムに追加されます。
1. %WinDir%\system32\lowsec
・実行時、自身をシステムフォルダにコピーし、以下のサイトに接続します。
http://bfg-7[削除].com
・ユーザのシステムを乗っ取った後、ユーザのシステムに保存されている銀行に関する詳細情報や金融関連のパスワードを探し、リモートサイトに送信します。このように、乗っ取ったシステムからパスワードを盗み出すことがPWS-Zbot.gen.tの主な目的です。
・PWS-Zbot.gen.tは、特に銀行のパスワード関連の情報を盗み出そうとする、パスワードを盗み出すトロイの木馬です。
・特定のバージョンのPWS-Zbot.genでは、以下の動作が確認されました。
- %SystemDir%フォルダに自身のコピーをドロップ(作成)します。
- コードをシステムプロセスに挿入します。
- 特定のAPI呼び出しにフックします。
- オンラインバンキングの取引などの機密情報をターゲットにします。
- 自身の新しいバージョンをリモート検索しようとします。
- 盗み出した情報をリモートサイトにポストします。
・以下は一般的なパス変数の既定値です。(異なる場合もありますが、一般的には以下のとおりです。)
%WinDir% = \WINDOWS (Windows 9x/ME/XP/Vista), \WINNT (Windows NT/2000)
%SystemDir% = \WINDOWS\SYSTEM (Windows 98/ME), \WINDOWS\SYSTEM32 (Windows XP/Vista),
\WINNT\SYSTEM32 (Windows NT/2000)
%ProgramFiles% = \Program Files