ウイルス情報

ウイルス名

Silly-365

危険度
対応定義ファイル 4002 (現在7628)
対応エンジン  (現在5600) 
エンジンバージョンの見分け方
別名 Pixel, Pixel877
亜種 Silly-740
発見日(米国日付) 91/05/01


Silly-365は、ファイル感染ウイルスであり、メモリには常駐しない。このウイルスは、COMMAND.COMを含む.COMファイルに感染する。

このウイルスに感染したファイルが実行されるたびに、現行ドライブの現行ディレクトリを検索して、見つけたすべての.COMファイルに感染する。現行ディレクトリにある.COMファイルがすでに感染している場合は、再感染する。ディスクディレクトリに表示される感染ファイルの日付と時刻は、感染または再感染されるたびに、現行システムの日付と時刻に更新される。

このウイルスにはバグがあるため、ファイルに再感染する。ファイルが初めてこのウイルスに感染すると、感染ファイルのサイズは877バイト増加する。次に再感染すると、さらに877バイト増加する。2回感染すると、ファイルは1,754バイト増加するが、3回感染すると、3,508バイト増加する。つまり、次に再感染するときの増加分は、前に感染したときの2倍になる。したがって、最初は非常に小さい42バイトの.COMファイルでも、8回感染すると、ファイルのサイズが大きくなり過ぎて、実行できなくなる。

他の特徴として、このウイルスは非常に認識しやすいことが挙げられる。感染し始めると、.COMファイルの実行時間が延び続ける。7回感染したテスト用システムの1つで、2つの.COMファイルに感染させたところ、20分かかった。

8回目の感染が実行されると、次のメッセージが表示される。

"Sector not found error fucking default drive! Please by me a new disk drive!"

このメッセージは、8回目の感染で表示されるはずだが、実際には、8回感染したファイルは大き過ぎて、.COMファイルとして実行できないため、表示されない。

Silly-365という名前は、そのベースコードが365バイトであることからきている。このウイルスは、自己複製以外に何も行わない。