ウイルス情報

ウイルス名 危険度

Stealther

企業ユーザ: 低
個人ユーザ: 低
種別 トロイの木馬
最小定義ファイル
(最初に検出を確認したバージョン)
4283
対応定義ファイル
(現在必要とされるバージョン)
4374 (現在7652)
対応エンジン 4.1.60以降 (現在5600) 
エンジンバージョンの見分け方
情報掲載日 03/08/07
発見日(米国日付) 03/08/05
駆除補足 ウイルス駆除のヒント
概要 ウイルスの特徴 感染症状 感染方法 駆除方法

ウイルスの特徴

・Stealtherはトロイの木馬で、複数の大学で広く出回っています。最近発見されたDCOM RPCの脆弱性を悪用して、バックドア型トロイの木馬(定義ファイル4255以降でBackDoor-TCとして検出)とDCOM RPCの脆弱性のパッチをコピーします。エクスプロイトされたシステムにはパッチが適用され、BackDoor-TCがインストールされますが、Stealtherが、BackDoor-TCと自身の存在を隠蔽します。

・Stealtherは、実行中のプロセス、ファイル、およびレジストリキーを隠蔽するように設計されています。実行されると、CSRS*.EXEという名前のファイルをすべて隠蔽します。感染したシステムをセーフモードで起動する、またはネットワーク共有を介してシステムに接続するとStealtherを表示できます。

・最近の攻撃の詳細は以下のとおりです。感染したシステムには、以下のファイルが存在します。

%WinDir%\system32\csrsv.exe Stealther
%WinDir%\system32\csrsu.exe ExeStealth(圧縮されたBackDoor-TC)
c:\update.exe MS03-026の脆弱性に対するパッチ

・以下のレジストリキーが存在します。

  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\CSRSPX
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\CSRSWIN1
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\Services\CSRSPX
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\Services\CSRSWIN1
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet002\Services\CSRSPX
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet002\Services\CSRSWIN1

・CSRSPXキーはStealtherを読み込んで、CSRS*.EXEという名前のすべてのファイル(この場合は、BackDoor-TCとStealther)を隠蔽します。BackDoor-TCが聴取するTCPポートについてはさまざまな報告を受けています。攻撃を仕掛けるハッカーが、このポートを設定しているようです。

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以下の症状が見られる場合、このウイルスに感染している可能性があります。

・知らないうちに、MS03-026の脆弱性を持つシステムにパッチが適用されます。

・予期せず、TCPポートが開いています。

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感染方法

・Stealtherは、脆弱なシステムのエクスプロイトによりインストールされます。Windowsのタスクスケジュールを設定して、リモートサーバからトロイの木馬のファイルを取り出す例も報告されています。

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駆除方法

  • 手動駆除方法
    • 上記のレジストリキーを削除して下さい。
      レジストリキー値削除方法についてはこちら
    • コンピュータを再起動して下さい。
    • 上記のファイルを削除して下さい。

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