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Home → セキュリティ情報 → ウイルス情報:S
ウイルス情報
ウイルス名危険度
W32/Sasser.worm.c
企業ユーザ:
個人ユーザ:
種別ウイルス
最小定義ファイル
(最初に検出を確認したバージョン)
4356
対応定義ファイル
(現在必要とされるバージョン)
4360 (現在7576)
対応エンジン4.2.40以降 (現在5600) 
エンジンバージョンの見分け方
情報掲載日04/05/06
発見日(米国日付)04/05/02
駆除補足ウイルス駆除のヒント
概要ウイルスの特徴感染症状感染方法駆除方法
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定義ファイル・エンジンの
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  定義ファイル:7576
 エンジン:5600
 
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ウイルスの特徴TOPに戻る
・感染の疑いがあるが、チェック方法がわからない場合は、Stingerをダウンロードして、システムをスキャンし、ウイルスを駆除してください。

注:感染したシステムには、W32/Sasser.worm.cによるセキュリティホールを利用した攻撃を防ぐためにMicrosoft Windowsのセキュリティ修正プログラムをインストールする必要があります。
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/ms04-011.asp

・W32/Sasser.worm.cは自己実行型ワームで、Microsoft Windowsのセキュリティホール[MS04-011の脆弱性(CAN-2003-0533)]を利用することで繁殖します。

・W32/Sasser.worm.cはavserve2.exeというファイル名で繁殖します。近年発生している多くのウイルスとは異なり、電子メールを介して繁殖することはありません。このウイルスは、ユーザが何もしなくても、さらなる感染、繁殖が可能です。W32/Sasser.worm.cはセキュリティホールのあるシステムにウイルスコードをダウンロードし実行するように指示することで機能します。

以下の症状が見られる場合、このウイルスに感染している可能性があります。TOPへ戻る
・W32/Sasser.worm.cはavserve2.exeとして自身をWindowsディレクトリにコピーし、スタートアップ時に自身がロードされるようにレジストリ実行キーを作成します。

●HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run "avserve2.exe" = C:\WINDOWS\avserve2.exe

・W32/Sasser.worm.cはランダムなIPアドレスをスキャンし、1068以降のTCPポートの受信待機をします。またTCPポート5554上でFTPサーバを稼働させ、TCPポート9996にリモートシェルを作成します。

・win2.logという名前のファイルがCドライブのルートディレクトリに作成されます。このファイルにはIPアドレスが含まれています。

・このウイルスのコピーが#_up.exeとしてWindows Systemディレクトリに作成されます。

例:

  • c:\WINDOWS\system32\11583_up.exe
  • c:\WINDOWS\system32\16913_up.exe
  • c:\WINDOWS\system32\29739_up.exe
・W32/Sasser.worm.cの副作用として、LSASS.EXEファイルをクラッシュさせます。クラッシュが起きると、以下のウィンドウが表示され、システムが再起動する場合があります。

感染方法TOPへ戻る
・W32/Sasser.worm.cはMicrosoft Windowsのセキュリティホールを利用することで繁殖し、ユーザが何もしなくても、マシンからマシンへとウイルスを広げていきます。

・W32/Sasser.worm.cはIPアドレスをランダムにスキャンし、利用可能なシステムを探します。該当するシステムを発見すると、LSASS.EXE内のバッファをオーバーフローさせることでセキュリティホールのあるシステムを利用します。W32/Sasser.worm.cはTCPポート9996上にリモートシェルを作成します。次にcmd.ftpという名前でFTPスクリプトをリモートホストに作成し実行します。このFTPスクリプトは、標的となるマシンに、ウイルスに感染したホストからW32/Sasser.worm.cを上述の#_up.exeファイルと共にダウンロードして実行するように指示します。このウイルスに感染したホストはTCPポート5554上のFTPトラフィックを受け入れます。

・W32/Sasser.worm.cは複数のスレッドを発生させます。スレッドにはローカルのクラスAサブネットをスキャンするもの、クラスBサブネットをスキャンするもの、完全にランダムなサブネットをスキャンするものがあります。 このワームがローカルサブネットに存在する場合、サブネットが10.0.0.0や192.168.0.0のようなパブリックで無い場合でもスキャンを行います。攻撃の対象となるポートはTCP445です。

駆除方法TOPへ戻る
■指定のエンジンとウイルス定義ファイルを使用して、検出・駆除して下さい。

システムスタートアップをフックするためのシステムレジストリ、INIファイルの修正は、推奨エンジン/ウイルス定義ファイル以上を使用した場合は正常に駆除されます。

Windows ME/XPでの駆除についての補足

・感染したシステムは、W32/Sasser.worm.dによるセキュリティホールを利用した攻撃を防ぐためにマイクロソフトアップデートをインストールする必要があります。
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/ms04-011.asp

■Stinger
駆除ツールStingerがW32/Sasser.worm.d に対応しています。ダウンロードはこちら

■手動による駆除方法

  • システムをセーフモードで再起動します。
    (電源を入れて、Windows開始の文章が画面に現れたらすぐにF8キーを押し、そこでセーフモードを選びます。)
  • Windowsのディレクトリ(通常はc:\windows か c:\winntです。)からAVSERVE2.EXEファイルを削除します。
  • レジストリキーを編集します。
    • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\ Windows\CurrentVersion\Run
      から 「avserve2」の値を削除します。
  • システムを再起動します。