- 2004年3月25日 太平洋標準時間 15:16 更新情報 -
・W32/Snapper@MMは以下のメディアの注目を集めたので、危険度を“低〔要注意〕”にしました。 http://www.eweek.com/article2/0,1759,1554603,00.asp
・W32/Snapper@MMはターゲットマシンのWindows アドレス帳から抽出された電子メールアドレスに繁殖するように作成されたワームです。
- W32/Snapper@MMはW32/Bagle.q@MMの繁殖メカニズムに類似しており、電子メールの添付ファイルでは繁殖しません。その代わり、見かけが空白の電子メールメッセージが送信されます。HTML形式のメッセージには、Microsoft Security Bulletin MS03-032(オブジェクトタグの脆弱性)を利用するコードが含まれています。接続に成功すると、リモートファイルであるBANNER.HTMがダウンロードされます。
- BANNER.HTMには、別のリモートファイル(HTMLHELP.CGI)をターゲットマシンにダウンロードするスクリプトが含まれています。
- 実際に、HTMLHELP.CGIはHTMLアプリケーションであり、ターゲットマシン上にWin32 DLL (IELOAD.DLL)をドロップ(作成)して読み込むスクリプトが含まれます。このスクリプトはIELOAD.DLLを %WinDir%にドロップ(作成)します。
・注:この情報掲載時点では、HTMLHELP.CGIファイルはリモートサーバで動作しませんでした。このため、W32/Snapper@MMは繁殖できません。
・IELOAD.DLLがターゲットマシンに読み込まれると、Browser Helper Object (BHO)がランダムなCLSID番号を使用してインストールされます。以下のプロセスが実行中の場合、強制終了します。
- NAVAPW32.EXE
- CCAPP.EXE
- OUTPOST.EXE
- SPIDERML.EXE
・IELOAD.DLLは、送信メッセージを作成するために自身のSMTPエンジンを内蔵しています。これらのメッセージはターゲットマシンのWindowsアドレス帳から抽出された宛先に送信されます。この電子メールのメッセージには、上記のBANNER.HTMファイルを読み込むHTMLが含まれています。電子メールは以下のように作成されます。
送信者:(偽造されています)
件名: Re:
メッセージ本文:(見かけが空白です)