・TDSS.Cは高度なルートキットで、インストール時、以下の動作を行います。
- ディスクにファイルを作成する代わりに、ハードディスクのローセクタに新しいモジュールを作成して、自身の痕跡を隠します。セクタ内に自身の暗号化されたファイルシステムを作成し、ファイルを格納します。
- %windir%\system32\driversフォルダのランダムなデバイスドライバに感染します。感染したデバイスドライバには、セクタからルートキットとコンポーネントをロードするローダコードが組み込まれます。また、デバイスドライバに感染することで、再起動後もシステムをコントロールできるようにします。
- spoolsv.exeに感染し、セクタに格納された以下のモジュールをロードさせます。
- TdlCmd.dll:コードを更新し、ランダムなマルウェアをダウンロードし、構成スクリプトを更新する機能が組み込まれています。
- TdlWsp.dll:検索を乗っ取り、リモートサーバに送信して、広告やアフィリエイトリンクを表示するコードが組み込まれています。
- Config.ini:バージョン情報など、botの構成情報が格納されています。
通常、Config.iniファイルの内容は以下のとおりです。
quote=Tempers are wearing thin. Let's hope some robot doesn't kill everybody
version=3.273
botid=4e577979-3d7c-48d6-a330-5d298e0d8f1a
affid=20302
subid=0
installdate=11.6.2010 5:2:3
builddate=10.6.2010 21:20:50
rnd=1897051121
knt=1282105424
[injector]
*=tdlcmd.dll
[tdlcmd]
version=3.93
bsh=9f474cff4ba6ef0172cabb594d8eb464dccfb0c4
delay=7200
servers=https://nichtadden.in/;https://91.212.226.67/;https://li1i16b0.com/;
https://zz87jhfda88.com/;https://n16fa53.com/;https://01n02n4cx00.cc/;https://lj1i16b0.com/
wspservers=http://clickpixelabn.com/;http://thinksnotaeg.com/;http://ijmgwarehouse.com/;
http://getbestbanner.com/;http://pixelrotator.com/;http://rf9akjgh716zzl.com/;
http://justgomediainc.in/;
http://justbannernet.in/;http://justbannernet.com
popupservers=http://clkh71yhks66.com/
clkservers=http://z0g7ya1i0.com/
[tasks]
tdlcmd.dll=https://91.212.226.59/6Xq430f4wSCR=0|-1638||
・インストール後、オリジナルのインストーラを削除して、痕跡を消します。