・Timidはファイル感染型ウイルスで、メモリ常駐型にはなりません。COMMAND.COMを含む.COMファイルに感染します。Timidは拡張された検索ウイルスで、現在パブリックドメインで検出されます。
・Timidに感染したファイルが実行される度に、Timidはカレントディレクトリにある感染していない最初の.COMファイルに感染します。カレントディレクトリに感染していない.COMファイルがない場合、システムハングが発生します。
追加の説明
・Timidウイルスは1991年12月に米国のオレゴン州で発見されました。Timidはメモリ常駐型ではなく、COMMAND.COMを含む.COMプログラムのダイレクトアクション型ウイルスです。Timidは拡張された検索ウイルスで、パブリックドメインで検出されます。カナダのウォレス・ヘールによって提出されました。Timidに感染したプログラムが実行されると、Timidは、カレントディレクトリにある感染していない.COMプログラムを検索します。最初に発見された感染していない.COMプログラムは、Timidに感染します。感染していない.COMプログラムが存在しない場合、システムハングが発生します。Timidに感染した.COMファイルは、306バイト増加します。Timidは感染したファイルの末尾にあります。DOSディスクディレクトリにある感染したファイルの日付と時間のリストは、感染時のシステムの日付と時間に更新されます。2つの文字列 "VI"、"*.COM"がウイルスコード内で検出されます。これらの文字列の最初の "VI"は感染したファイルの4番目と5番目のバイトに存在します。感染ファイルの先頭のジャンプ(E9h)指示で、感染を表すマーカを作成し、ファイルがTimidに感染しているかを判断します。感染したCOMMAND.COMファイルのあるディスクからシステムを起動しようすると、その結果システムハングが発生します。感染したプログラムが実行されると、ビープ音が鳴ったり、ファイル名が表示されるなど、予期しないことが起こります。感染したプログラムは正しく実行されません。すでに知られているTimidの亜種は、上記のとおりです。